LINEは7月30日、運用型広告配信プラットフォーム「LINE Ads Platform」を中心としたアドネットワークサービス「LINE Ads Platform for Publishers」の提供を開始した。LINEや関連サービス内での広告配信で得られるターゲティングデータを活用して、最適な広告が配信可能になるとしている。
従来の配信面にくわえて、LINEのファミリーアプリや4600を超える外部アプリで広告配信が可能。LINE内のターゲティングデータと、外部サービスの閲覧履歴データを相互にフィードバックし、以降のターゲティング配信に反映することで、LINE内外にかかわらず、ユーザーにマッチする情報発信ができるとのこと。
配信広告は、パフォーマンス目的からブランディング目的のものまで幅広く対応。LINEの掲載基準に基づく厳正なクリエイティブ審査を経て配信するため、高精度なターゲティング配信と組み合わせた心地の良い情報配信を実現するという。
静止画・動画を含む、柔軟な広告フォーマットも選択可能で、デザインや視認性を保った広告配信ができる。
サービス提供開始に合わせ、「AbemaTV」と「TikTok(ティックトック)」がパートナーパブリッシャーとして参画。これにより、広告主はさらに大規模なユーザーリーチを実現できるとしている。
そのほか、パブリッシャーの事業成長と収益拡大を支援するプログラム「Publisher Growth Program」を提供予定。LINE公式アカウントを活用したマーケティングサポートはもちろん、LINEポイントを活用したアプリのダウンロード増加やユーザー獲得など、各パブリッシャーの目的と課題に応じたサポートをする予定とのこと。