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太鼓の達人やパックマンの新作VRも!池袋にできた「MAZARIA」がヤバイ

2019年07月30日 13時00分更新

文● ジサトラ ハッチ

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新作4つを含む19種類のアクティビティで遊べる!

 MAZARIAでは、今年3月まで運営されていた「VR ZONE SHINJUKU」や大阪・梅田にある「VR ZONE OSAKA」をはじめ、各地域、世界各国にあるVRエンターテイメント施設「VR ZONE」で稼働しているアクティビティの他、新作のアクティビティも用意されている。

 すでに稼働しているアクティビティも前述したように、各アクティビティごとに世界観に沿った内装、衣装、演出を行なっている。

 新しいアクティビティは、6月29日にリニューアルオープンした「VR ZONE OSAKA」にて稼働した「ゾンビサバイバルゲーム ハード・コール」、「パックマンゴーラウンド」「太鼓の達人 VRだドン!」「アスレチックVR PAC-MAN CHALLENGE」の4つ。この4つを含め、MAZARIAで体験できるアクティビティは以下の19種類となる。

・エヴァンゲリオンVR The魂の座:暴走
・ガンダムVR ダイバ強襲、ガンダムユニコーンVR激突・ダイバ上空
・急滑降体感機 スキーロデオ
・恐竜サバイバル体験 絶望ジャングル
・極限度胸試し 高所恐怖しSHOW
・極限度胸試し ハネチャリ
・冒険川下りVR ラピッドリバー
・大量破壊VRシューティング ギャラガフィーバー
・釣りVR GIJIESTA(ギジエスタ)
・ホラー実体験室 脱出病棟Ω(オメガ)
・VR-ATシミュレーター 装甲騎兵ボトムズ バトリング野郎
・ゴジラVR
・マリオカート アーケードグランプリVR
・太鼓の達人 VRだドン!
・アスレチックVR PAC-MAN CHALLENGE
・ゾンビサバイバルゲーム ハード・コール
・ドラゴンクエストVR
・パックマンゴーラウンド
・巨大風船爆発ルーム パニックキューブ

 ちなみに「ガンダムVR ダイバ強襲」ブースでは、体験前にナビゲーターに伝えると「ガンダムユニコーンVR激突・ダイバ上空」が体験できるとのこと。また、「極限度胸試し 高所恐怖しSHOW」は、体験内容は従来と変わらないが、クロマキー合成により、体験者が見ているVR映像内に体験者の姿が表示されている様子がブースにあるディスプレーで確認できるようになっていた。

「ガンダムVR」のブースでは、「ガンダムVR ダイバ強襲」または「ガンダムユニコーンVR激突・ダイバ上空」が体験できる

「極限度胸試し 高所恐怖しSHOW」ブースのディスプレーでは、プレイ中の体験者の姿がVR映像内に登場。一緒に来ている友人などが、見学して楽しめる

 今回のメディア体験会では、時間がかなり限られていたため、VR ZONEで既に稼働中のアクティビティの詳細は、過去記事「楽しいィ~! 「VR ZONE SHINJUKU」は未来の遊園地」「エヴァやマリカーなどプレイ前に迷う「VR ZONE SHINJUKU」の全容をガチレビュー」「ついに追加されたエヴァの“暴走”が激ヤバ!「エヴァンゲリオン VR The 魂の座」新バージョンを体験」「超ヤバイ「ゴジラVR」など全15種のアクティビティが楽しめる「VR ZONE OSAKA」体験レポ」などを参照して欲しい。

 また、新作の「ゾンビサバイバルゲーム ハード・コール」も、事前の体験会の取材記事「ラストが変わる!?最新VRアクティビティ「ゾンビサバイバルゲーム ハード・コール」体験レポ」で、レビューしているので割愛したい。

「ゾンビサバイバルゲーム ハード・コール」のブースは、金網に囲まれた廃墟の雰囲気

パックマンをテーマとしたメリーゴーランド

 そこで今回はまず入ってすぐに目に付く新作のアクティビティ「パックマンゴーラウンド」から紹介したい。本作はそのまま、見たままのとおり、「パックマン」をテーマとしたメリーゴーランド。

 パックマンのキャラクターたちが描かれた円柱の椅子に座り、ノリノリな楽曲に合わせてぐるぐる回る。一般的なメリーゴーランドの木馬と同じく、床の回転すると共に椅子も上下する。

 小さい子供にはよろこばれそうだ。ちなみに年齢制限はないが、首がすわっていない子供の体験は不可とのこと。身長条件は105cm以上、105cm未満は中学生以上の付き添いが必要。

櫓の上でハッスル!実在感のある太鼓リズムゲーム

「太鼓の達人 VRだドン!」は、ゲームセンターなどではお馴染みの「太鼓の達人」のVRアクティビティ。体験前には、プレイ方法を動画で確認するので、VRが初めてという人でも安心。使用されていたVRヘッドマウントディスプレー(HMD)はHTCの「VIVE Pro」。

「太鼓の達人 VRだドン!」ブースは、紅白で彩られたお祭りを意識する造り

プレイ方法からVIVE Proの付け方まで動画で解説してくれるので、VR初体験の人でも安心だ

 本作のプレイは、VIVE Trackerを取り付けた専用コントローラー「パチコン」を使用する。パチコンは、下に振り下げた時のみ打音と振動が手に伝わる。これにより、プレイ中太鼓を叩く触感が手に伝わり、実際に太鼓を叩いているような感覚をリアルに再現する。

パチコンがあるからこそ、「叩く」という高い実在感を得られる

 VIVE Proを被ると、そこは太鼓の達人のキャラクターたちが集まるお祭り会場。その後、昇降する櫓の下に移動、いろんな説明が終わると櫓が上に上がり、櫓の上でプレイ楽曲をプレイすることになる。

櫓の上は迫力満点。爽快な気分でプレイしよう

 ただし、叩くのは太鼓ではなく、前方から飛んでくる「どんちゃん」と「かっちゃん」。飛んでくるのが1つの時は片手で叩き、2つ並んでいる時は両手で、長い帯を引いて飛んできた時は連続して叩く。

 難易度は「かんたん」「ふつう」「むずかしい」の3種類。「かんたん」は子供でもプレイできる本当に簡単なモノで、「むずかしい」はかなり骨が折れるとのこと。私は「ふつう」でプレイしたが、常にパチコンを振り続けて汗をかき、ちょっと息が上がってしまった。曲によっても難易度は変わるのだろうが、割とやり甲斐があってかなり楽しい。

 VIVE Proの2880×1600ドットの高解像度で見る太鼓の達人の世界は、スマホの簡易的なモノとは比べ物にならないほどリアル。まるでゲームの世界そのものに入ってしまったかのような祭りの雰囲気は、現実を忘れてしまう楽しさがある。

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