リアルアシストは7月24日、「Kinera SIF」「Kinera IDUN」「Tipsy Dunmer」の国内販売を開始すると発表した。
中国のKineraは、2010年にBA型ドライバーメーカーとして設立。ハイブリッド型イヤホンを中心に数多くの製品を開発しており、過去に日本でも、低価格で高音質な機種として、「Bd005E」や「SEED」がヒットした。また、昨年末には、8つのBAドライバーを内蔵したフラッグシップ機「ODIN」がリリースされ、好評価を得ている。
新製品のうち、SIFは直径10mmのダイナミック型ドライバーを採用。インピーダンスは32Ω。感度は110dB/mW。周波数特性は20Hz~20kHzというスペック。MMCX端子を使用したケーブル交換にも対応する。価格はオープンプライスで、店頭での販売価格は5000円前後。
一方、IDUNはBA×2+直径7mmのダイナミックドライバーのハイブリッド構成で、昨年発売の「H3j」をベースにしているが、内部は一新しており、ドライバーからケーブルまで徹底的に見直しているとする。インピーダンスは32Ω、感度は112dB/mW、周波数特性は20Hz~20kHz。MMCX端子を利用したケーブル交換に対応する。価格はオープンプライスで、店頭での販売価格は1万8000円弱だ。
中国のTipsyは、2017年創業で、プロ用カスタムIEMの生産を手掛けてきたブランド。
Dunmerは同社初のユニバーサル型IEMで、9.2mmのダイナミック型ドライバーを採用。グラフェン振動板やネオジウムダブル磁石構造などを採用する。インピーダンスは16Ω。感度は105dB/mW、周波数特性は20Hz~20kHz。2ピン端子でリケーブルが可能。価格はオープンプライスで、店頭での販売価格は1万4000円弱となる。こちらはe☆イヤホンなどですでに販売済みだ。