国内ブランドの定番として要チェック、NUARL NT110
NUARLの「NT110」は、最新のクアルコム製チップを搭載し、単体で約9.5時間の長時間駆動を実現。AACのほかaptXにも対応(aptX接続時は6.5時間)。直径6mmのグラフェン振動板を採用し、IPX7相当の防水性能を備える。1万円台前半で、7月末の発売予定だ。長めのノズルだが、イヤーフィンを備え、装着感もよい。完全ワイヤレスイヤホンに積極的に取り組んできたブランドだけに、音質のチューニングも絶妙で、これから完全ワイヤレスイヤホンを買いたいという人にもおすすめできる。カラバリはブラックとホワイトの2色。
バリュートレード「AVIOT TE-BD21f」
AVIOT TE-BD21fは、完全ワイヤレスイヤホンとしては「世界初」をうたう、ハイブリッド型イヤホン。ドライバーはBA型が2基、ダイナミック型が1基という構成だ。クアルコムの「QCC3020」を採用、イヤホン単体で最大7時間の連続再生が可能だ。イヤホン本体の内蔵アンテナを新規設計し、切れにくさにもこだわっている。イヤホンのローレット加工部分には無垢ジュラルミンから削り出した厳選パーツを使用している。
充電ケースの質量は約51gで、併用すれば最大28時間の再生が可能だ。充電端子はUSB Tupe-Cを採用。カラバリも豊富で、ブラック・シルバーに加え、鮮やかなバイオレットカラーも用意する。AAC、aptXコーデックに対応する。イヤーチップはSpinFitと共同開発した「CP355」。を同梱。高い装着感とともに、低音域の量感と中高音域のリニアリティを改善するという。
また、TE-BD2をベースに、凛として時雨でドラムスを担当するピエール中野氏が監修したモデル(TE-BD21f-pnk)も用意する。「サイコパス」常守朱(CV.花澤香菜)のボイスアナウンスも搭載されている。
なかなかいい音、マクセル MXH-BTW1000
予想外と言っては失礼かもしれないが、なかなかいい音を聞かせてくれたのがマクセルの「MXH-BTW1000」だ。PEN振動板を採用しており、単体で5.5時間の再生が可能。ケースで3回充電できるそうなので併用なら20時間程度になる。併用で3色のカラバリのうち、ホワイト×カッパーには汚れが付きにくい、特殊UV コーティングを採用。ほかの2色は、特殊ソフトコーティングを採用している。ドライバーは6mm。コーデックはAACに対応。ワイドレンジな印象で、中高域の透明感がありつつ、音調は滑らか。
同ブースではグラフェン振動板採用で、低音重視の「MTH-BTCF150」という機種も参考展示していた。
卵型デザインのケースがかわいい、ラディウス HP-T50BT
コンパクトさという点ではラディウスの「HP-T50BT」にも注目。約1万円という価格で、防滴仕様の製品だ。AACコーデック対応で、本体のみで6時間駆動。ケース併用で18時間の利用が可能。IPX5の防滴仕様に対応する。カラバリが豊富で、軽量小型設計となる。
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