チームメンバーに提供された「G-Master Hydro Z390 II」
BTOパソコンメーカーのサイコムらしく、CCCのメンバー全員へ支給したのがハイスペックゲーミングPC。同社の看板モデルといえるデュアル水冷の「
G-Master Hydro Z390 II」だ。
| G-Master Hydro Z390 II標準構成 | |
|---|---|
| CPU | Core i5-9600K(3.7GHz、6コア) |
| CPUクーラー | Asetek 650LS + Enermax UCTB12P(水冷、サイコムオリジナル) |
| マザーボード | ASRock Z390 Extreme4(Intel Z390) |
| メモリー | 8GB(4GB×2枚、DDR4-2666) |
| SSD | Intel SSD 660p(M.2 PCIe SSD 512GB) |
| 光学ドライブ | ASUS DRW-24D5MT+ |
| グラフィックス | GeForce RTX2070 8GB(Asetek 740GN水冷+Enermax UCTB12+VGAサポートステイ) |
| PCケース | Fractal Design Define R6 Black TG(ガラスパネル) |
| 電源ユニット | SilverStone SST-ST75F-GS V2(750W、80PLUS GOLD) |
| OS | Windows10 Home (64bit) DSP版 |
| 直販価格 | 23万5890円 |
| 製品URL | |
Core i7-9700KとGeForce RTX 2080を搭載し、どちらも水冷化することで高性能なまま静音性にも優れているという欲張りなモデルだ。ゲームはインテルのCPUとNVIDIAのGPUに最適化されていることが多いだけに手堅い組み合わせで、そしてどんなゲームをプレーするにも満足のいくだけの性能のある構成となっている。
そしてPJS season3 Phase1 Grade2で、見事Grade1へ昇格
サイコムがスポンサーについてから初となる、PJS season3 Phase1 Grade2。前シーズンでは惜しくもGrade1への昇格を果たせなかったが、前回以上に好調な立ち回りを見せ、ドン勝2回、そして2位を4回奪うという好成績でGrade2の総合1位となり、悲願のGrade1への昇格を決めた。
前回、最終日で昇格を逃していただけにその喜びもひとしおだったろう。
「山田さんがものすごく喜んでくれたのが、一番うれしかったです」(kanarian選手)
スポンサーに対して選手ができることは、結果を出すことだ。元々Grade1のチームのスポンサーを考えていたサイコム山田氏にとってみれば、回り道を覚悟していたはずが、結果的に最短で理想のGrade1参戦チームのスポンサーになれたことになる。
PJS season2 Phase1 PaRでGrade2に昇格していればSycom CUPへの出場はなく、そうなればサイコム山田氏とも出会うことがなかったということを考えれば、運命というのは言い過ぎかもしれないが、少なくとも、何か縁があったというのは間違いない。
「特定チームのファンとして大会を見たことがなかったのですが、スポンサーとしてはもちろんですが、イチファンとして、こんなにも熱く応援したくなるもんだなと。改めて、eスポーツの魅力が感じられた気がします」(サイコム山田氏)

