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さくら、2月に開催したインターンの様子を紹介

2019年07月14日 10時00分更新

文● 高橋佑司

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 さくらインターネットは、2月25日~27日にかけて東京支社にて実施した、2019冬季インターンシップ「ITコンサルタントコース」について、インターンシップの模様と、参加した学生の感想をまとめたレポートを発表した。

 本インターンシップのメインコンテンツは、インターン生をさくらインターネットの新入社員と仮定し、「さくらインターネットの売り上げをあげるために、どの業界にアタックすべきかを提案する」というもの。

 3日間のスケジュールで実施され、1日目はIT業界やさくらインターネットについて理解を深める講習や「さくらのクラウド」のハンズオン、2日目は営業/社内会議の体験や社員との座談会など、3日目はメインコンテンツ最終発表などを実施したという。

 各日のインターンの模様が、当日の写真とともにまとめられている。レポートの最後には、参加した学生9人からの声も掲載されており、以下ではその内容を記載する。

参加学生からの声

「私が印象に残っているのは、実際にサーバーを立ち上げる流れを体験する「さくらのクラウドハンズオン」です。今までサーバーというものをイメージすることは難しかったのですが、今回のインターンシップでは、サーバーの仕組みを理解することができ、データセンター事業にすごく親近感が沸いたのと同時に、IT業界で働くことへのイメージを得ることができました。また、私たちの暮らしにおいて、情報を発信する技術は、「情報を受信する技術の向上」と共に発達していきました。そういった意味で、私は、今後IT業界の流れに応じて扱うデータ量が増大してくる中で、データセンターを運営しているさくらインターネットの存在がますます強くなっていくのを感じました。」

「チームワークの大切さを学びました。たくさん話し合いをして、相互理解がしっかりできている班は、課題の発表もとてもおもしろかったです。ある社員さんが、報連相を大事にしているから、大きな失敗はしていないとおっしゃられていました。ちょっとした空き時間に雑談のように話すだけで、先輩からアドバイスをいただけるから、細かなコミュニケーションが大切だと教えていただきました。さくらインターネットさんは、そのような相談しやすい職場環境があることを、3日間でとても感じました。周りとの信頼関係があるからこそ、仕事でも結果を残せるのだと考えました。多くの刺激を受けることができたインターンシップでした。ありがとうございました。」

「今回のインターンシップは自分の良いところを理解する以上に、普段の生活では気づかない、自分の無意識の癖や行動を発見することが多い3日間でした。特に2日目に行った営業体験では、課題を意識するあまりコミュニケーションを疎かにしてしまい、結果相手の考えている目的を読み取る事が出来ませんでした。自分の強みだと感じていた対話力が、時間制限や目標設定によって発揮できないと知れたのは今回が初めてでした。また3日目に行ったプレゼンテーションでの個人の競争からチームの競争へという課題の動きは、普段の学校生活では体験することのないものであり、自分の中での感情の切り替えの難しさを体感しました。今回過ごした3日間で、私自身多くの改善点を見つける事ができました。見つけた課題は、今後の生活で意識することから少しずつ改善しようと思います。このような体験を企画して下さったさくらインターネットの皆様、そしてインターン生の皆様、本当にありがとうございました!」

「データセンター事業がどのような事業なのか、ということです。IT業界とひとくくりに言っても様々な事業があり、その中の一つにデータセンター事業があると学びました。ITの知識、経験がない私でも、座学と実際に行う提案型の課題によって、データセンターがどのように企業に関わっているか深く理解することができました。課題を通して、データセンターというのは多岐にわたる業界・業種に関わっており、様々な角度からアプローチしていける業界だと感じました。その際に、他の業界の知識だったり、課題だったりを理解することが良い提案に繋がる、と考えました。日頃パソコンやスマートフォンを使っていても意識をしていなかったデータの部分を扱うということで、疑問も多かったのですが、3日間のインターンシップを通して一から学ぶことができました。」

「人生で最も濃密な3日間でした。その中でも、最終課題発表の個人プレゼン準備で、これほど真面目に1つの課題について考えることができたことは、私自身の大きな経験になりました。そして、中間発表で頂いたお言葉の中に、提案内容に対する受け答えのずれ、という点があり、私自身、伝えたいことだけ伝え、相手が何を求めているのかをしっかりと考え、受け取った上で行う基本が行えていなかったのだと再認識することが出来ました。また、チームでの最終発表では、普段違う大学に通う学生が、チームで議論や協力をし、これほど熱中する場を経験出来た事は、とても素晴らしいことであり、今後体験することが出来ないことと思います。参加することで出来たこの繋がりをこれからも継続していきたいです。インターンシップに携わった方々、貴重な経験をさせて頂きありがとうございました。」

「今回の3日間のインターンシップで一番良かったと思ったのは最終課題です。最終課題で実際に仕事をするにあたって気持ちの切り替えが大事だと気づきました。初めは「結局チームで1個提案するのに、なぜメンバーが競争しないといけないのか」と思いましたが、採択されなかった時に、早く気持ちを切り替えて短期間である程度の成果を出すことができたので、仕事では気持ちの切り替えが大事だということに気が付きました。また、発表の後「アイディアはいいと思うが、納得の行くような根拠と説明がなくて残念だった」と評価を頂いて、人を説得するにはいいアイディアと客観的なデータと根拠が必要だということを学びました。貴重な経験をさせて頂きありがとうございました。」

「私の視野が狭いと実感する三日間でした。IT業界への志望からそれなりの理解をしていると思っていましたが、データセンタービジネスから新規ビジネスまで多様な形での事業展開を見て自分の選択肢の少なさを感じました。その点を痛感しつつ、課せられた課題への取組でも力不足で悔しい経験をしました。私が論理的に考えて立案したつもりでも他者からは論が飛躍している部分を指摘され、と直したいことだらけでした。また熱中することが自分を盲目にすると知れたのは今後の就職活動をはじめ、社会人になっても注意すべきところと学びました。多くの学びを得た機会であり、『やりたいこと』を『できる』に変えるを常に意識していると感じさせるインターンシップでした。」

「初日からとても緊張していましたが、自分の中で意外だったことが社内の雰囲気がとても良いことです。昼食や懇談会の間もすごく気にかけて下さるなど、働いている方々一人ひとりがすごく活き活きしていると感じました。3日目のグループでのプレゼンテーション準備では自分の意見を伝える事の大切さを実感し、グループ内の議論を円滑に進めることを意識してとにかく考えたことを言葉にすることに励みました。その結果、自分の中で意見をまとめ、人に伝えることが得意になりました。さくらインターネットに加えて営業という業務の理解がとても深まりました。すごく成長できたことを実感しています。3日間本当にありがとうございました。」

「今回インターンシップでの1番大きな収穫は、社会人として働く自分の姿を想像できるようになったことです。実際に3日間会社の中で過ごすというのは初めての経験で、社内の会議に参加させていただいたり、社会人が普段働いている様子を目で見て、肌で感じることができました。さくらの方々はとても優しい方ばかりで、ネガティヴに捉えていた『働く』ということを自分の中でポジティブに変換し、働く自分のビジョンを思い浮かべられるようになりました。また、個人とグループどちらのプレゼンでも得るものが多くありました。社会人の前で発表をして評価をつけて頂くのは、これも初めての経験でした。5分程の短いプレゼンから的確なアドバイスや評価を出すのは流石だと感じましたし、褒めて頂けたポイントは今後の就職活動における自信につながりました。グループでは、全員にしっかりと知識を共有すること、考えを統一させることの大事さと同時に難しさも感じました。この他にも報連相の大切さ、データセンター事業について、営業の仕事についてなど本当に多くの事を学び、成長できた貴重な3日間でした。ほんとうにありがとうございました。」

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