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「2019年サービス事業戦略発表会」が開催、デバイスだけでなくサービス/ソリューションも強化

2021年度中に上場目指すDynabook、5G×8K時代に向けた開発も視野に

2019年07月09日 22時00分更新

文● 市川/ASCII

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Dynabook主催の「2019年サービス事業戦略発表会」が開催された。同じ会場では展示提案会&セミナー「Dynabook Day 2019」も開催

 Dynabookは7月9日、「2019年サービス事業戦略発表会」を開催し、同社のサービス事業戦略および新サービスを発表した。

事業拡大を図り、2021年度中に国内株式市場の上場を目指す

Dynabook 代表取締役社長兼CEOである覚道 清文氏が登壇

 まずは、Dynabook 代表取締役社長兼CEOである覚道 清文氏が登壇した。30年以上の歴史を歩んできたDynabookは、「コンピューティングとサービスを通じて世界を変える」という企業ビジョンのもと、「dynabook as a Computing(人に寄り添う、社会を支える、真のコンピューティング)」と、「dynabook as a Service(ユーザーを起点に考えた新しい付加価値・サービス)」を追求し続けている。

dynabook as a Computingは、多様化したIT環境に多彩なハードウェアのラインナップで対応するというもの。その例として、30周年記念モデル「dynabook Gシリーズ」のコンセプトを継承した新型ノートパソコン「dynabook S73」を紹介した

 発表会では、dynabook as a Serviceに関連するサービスの拡大を図る事業戦略、ならびに8月1日から開始される新サービス「Enterprise Mobility + Security導入支援サービス」を発表。覚道氏は、「dynabook as a Computingと、dynabook as a Serviceによる事業拡大を推し進め、2021年度中に国内株式市場への上場を目指す」とコメントした。

事業戦略のひとつとして、「国内サービス商品をサービス/デバイス/プラットフォームの3つに体系化」を挙げた。Windows 10導入時の計画から調達、導入、展開、運用、保守、撤去・更新までをサポートする「Windows 10ライフサイクルソリューション」などのサービス、パソコン製品などのデバイス、クラウドサービスなどのプラットフォームを組み合わせ、顧客に最適な提案をワンストップで提供する

2点目として「サービス/ソリューション商品を強化し、事業領域を拡大」。7月2日に、モバイルエッジコンピューティングデバイス「DynaEdge DE100」と、作業支援ソリューション「Vision DE Suite バージョン3」を組み合わせた、デバイスとサービスの融合ソリューションを発表。また、顧客にニーズに合わせてサービス提供方法を強化するべく、2019年度中に豊富なメニューを絡めた「サブスプリクションメニュー」へと展開していくという

3点目は「シャープグループの総合力を活かして連携強化」を発表。8K対応パソコン向け新サービス、5G搭載製品向け新サービスなど、「5G×8K時代」の新デバイスを開発し、関連サービスを創出するというもの

4点目は「社外の企業とも積極的に連携」。Microsoftクラウドサービスと連携した新サービス「Enterprise Mobility + Security導入支援サービス」を発表した

最後に、5点目である「国内サービス/ソリューション商品の展開地域を海外に展開」を挙げた

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