Instagramは7月9日(米国時間7月8日)、ネットいじめを防止する機能を追加すると発表した。
新たに導入する機能は、「投稿しようとしているコメントが他者を傷つける可能性がある場合、事前に通知して再考を促す機能」と、「特定のアカウントのコメントを非表示にし、ダイレクトメッセージに既読がつかない“制限”」の2つ。
Instagramではこれまでにも不適切なコメントや動画の検出にAIを活用してきたという。コメント投稿に再考を促す機能は数日前よりテストを実施し、相手を傷つけるようなコメントが投稿される際に通知することで内容を考えなおしてより柔らかい表現になったという。
コメントを非表示にする機能に関しては、これまで攻撃的な相手に対して状況を悪化させないようブロックやフォロー解除を行なうことを控えるユーザーがいることを受けたもの。制限したアカウントには、自分の投稿に対してそのアカウントがシェアしたコメントは相手にのみ表示される。また、自分がInstagram上でオンラインであることやDMを既読したことも制限したアカウントには表示されないようになるという。