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新型撮像素子や映像処理エンジンで各種撮影機能を強化

キヤノン、さらに機能アップした高級コンパクトデジカメ「PowerShot G5 X Mark II/G7 X Mark III」

2019年07月09日 11時00分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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「PowerShot G5 X Mark II」

 キヤノンは7月9日、1型撮像素子を搭載したコンパクトデジカメ「PowerShot G5 X Mark II」および「PowerShot G7 X Mark III」を発表。8月上旬に発売する予定。

 いずれも撮像素子に新たに1型2010万画素の積層型CMOSセンサーを採用する。映像エンジンは最新の「DIGIC 8」となり、処理速度の向上によって高速連写(RAWモードで最大およそ30コマ/秒)、プリ連写機能、画角全体を4K/30fpsで録画などの機能が備わった。また、PowerShot Gシリーズとしても初となるフォーカスブラケット撮影やハイフレームレート動画撮影などの機能が追加されている。

PowerShot G5 X Mark IIは新たにポップアップ式EVFを採用 

 両機種ともUSB Type-Cによる充電および給電しながらの撮影が可能となり、長時間撮影などに利用できる。ワイヤレス機能では従来からのWi-Fiに加えてBluetooth LEが搭載され、撮影後の画像をスマホに転送するなどの機能が加わった。

PowerShot G5 X Mark IIは新たに光学5倍ズームレンズを装備

 PowerShot G5 X Mark IIは、従来機「PowerShot G5 X」では光学4.2倍ズームを搭載していたのに対し、新設計の光学5倍ズームレンズ(35mm換算24~120mm相当)を装備するほか、本体上部にペンタプリズム状に装備されていたEVFがポップアップ式となっているのが大きな変更点。

「PowerShot G7 X Mark III」、ブラックとシルバーの2カラーが用意される 

 PowerShot G7 X Mark IIIは従来機「PowerShot G7 X Mark II」と同じ光学4.2倍ズームを搭載。基本機能の強化に加え、各種映像効果を楽しめるクリエイティブアシストモード、自撮りしやすいように液晶タッチシャッターボタンの配置などの機能が追加されている。さらにWi-Fi接続によって撮影映像をそのままYouTubeに投稿できるライブ配信機能が搭載された。

PowerShot G7 X Mark IIIは従来機と同様の光学4.2倍ズームレンズを搭載 

 価格は、PowerShot G5 X Mark IIが11万3400円、PowerShot 7 X Mark IIIが9万9900円(キヤノンオンラインショップでの参考価格)。

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