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タニタ、スマホとBluetooth接続で熱中症指数を確認できる計測器発売

2019年06月27日 17時00分更新

文● 高橋佑司

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 タニタは6月27日、Bluetooth通信機能を備えた黒球式熱中症指数計「TC-310」を発売すると発表した。

 発売日は7月1日。価格は3万2400円。業務用として、気象や熱中症に関する研究機関や熱中症対策に取り組む自治体・企業などに販売する。

 熱中症予防の指標となるWBGT(暑さ指数)、気温、相対湿度、黒球温度の4項目を計測・記録できる測定器。スマホにBluetooth接続し、対応アプリで測定値をリアルタイムに確認したり、本体に記録した最大3万件の計測データをダウンロードしたりすることができる。計測データの記録は1分/5分/10分/30分/60分ごとの設定が可能。

 厚生労働省の熱中症予防キャンペーンでは、「JIS B 7922」規格準拠の暑さ指数計の利用が推奨されており、本製品ではそのクラス2に準拠した設計となっている。また屋内外を問わず長期間使用できるよう、「IP65」に準拠する防じん防水性能も備えているという。

 本体サイズは幅60×奥行き33×高さ112mmで、重量は約79g。

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