牛革レザーのスリーブケースも一緒に買いたい
どっち買う? 「ThinkPad X1 Carbon」と「ThinkPad X1 Yoga」が悩ましい
2019年06月27日 09時00分更新
ぐるりと回転する筐体が超便利「ThinkPad X1 Yoga」
レノボのYogaシリーズといえば、360度ぐるりと回転するヒンジが特徴です。これにより、タブレットモードやテントモードといった形状で使えることが大きなメリットです。
こちらも基本スペックや特徴は前述の「ThinkPad X1 Carbon」とほぼ同じですが、やはり用途に応じて形状を変えられると言う点は非常に評価できるポイントです。
たとえば、文字を入力したり資料を作成する時はラップトップモード。タッチで操作したり、キーボードが必要ない時はタブレットモード。
テントモードは写真を閲覧したりするときに、スタンドモードは対面での販売などで、画面に表示されている内容を相手に見せるときに使えます。
また、本体横にはすぐに引き出して使えるスタイラスペンが収納されています。ちなみにペンは、本体に収納することで充電できます。たった5分で80%まで充電できるという優れもの。忙しい人にとって、充電速度が早いのは非常に助かります。書き心地は個人差があり、なんとも言えませんが、ペン本体は細すぎず、太すぎずちょうど良いと感じました。
Yogaの素材は、Carbonとは異なり、アルミニウム合金を採用しています。また、本体カラーには、ブラックに加えて、新色「アイアングレー」も用意されます。
アイアングレーは発表会場のオレンジライトの下では、ブラックとの区別が付きづらく、果たして2色も用意するメリットがあるのか疑問です。一方で色よりも「X1」のロゴがヒンジよりも少し上に印字されていることが印象的でした。「X1シリーズを買った感」がありますね。
Yogaの重量はCarbonの1.09kgと比べると少し重くなり約1.36kgあります。この点は「変形機構や耐久性の確保などによるもの」と説明しています。ただ、そこまでシビアに気にするほど重たくは感じませんでした。
Yogaの左右のインターフェースを確認してみましょう。
本体左側面には、Thunderbolt 3(USB 3.1 Type-C)端子×2、ドッキング端子、USB 3.0端子、HDMI端子とイヤフォンマイク端子を備えます。また、ドッキング端子は隣接するThunderbolt 3端子と合わせて「ThinkPad Ultra Docking Station」と接続するときに使うほか、専用のドングルを介してEthernet接続ができます。
本体右側面にはUSB 3.0端子(Powered USB対応)を備える。電源ボタンは、Carbonと同じく、キーボード上部にもスピーカーを設置した兼ね合いで右側面に移動しました。これに加えて、前述のスタイラスペンが収納するスペースが設けられています。