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最新技術で攻めるシャープブースをチェック

ついに8K+5G時代到来! デジタルサイネージ ジャパン 2019にデモ登場

2019年07月04日 11時00分更新

文● MOVIEW 清水 編集●アスキー編集部

提供: シャープ株式会社

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美術作品を超精細な8Kで堪能

 8Kディスプレーを用いた教育ソリューションである「8K インタラクティブ ミュージアム」。美術作品などを鮮明な画像で表示し、拡大させることで肉眼では見ることができない細部にいたるまで作品を堪能できる。これまでの展示ではブリューゲルやゴッホといった西洋画を見ることができたが、今回は国宝の屏風絵や昆虫などの図鑑、陶器の3D表示などが増えていた。

8K インタラクティブ ミュージアムの内容をマルチディスプレーに表示したところ。大型ディスプレーで、輸送や移設が難しい大きな壁画や天井画を、あたかも現地で鑑賞するような体験もできる

 下記の屏風絵は洛中洛外図屏風(舟木本)と呼ばれる国宝で、東京国立博物館に所蔵されている作品。長さ数メートルもあり、そのなかには2000人以上の人々が描かれている。

 博物館での展示では間近で見られなかったりするが、このようにデジタルコンテンツになっていれば、作品を傷める心配もなく詳細を見ることができる。下の画面は方広寺大仏殿のあたりになるが、周辺に描かれた人物の仕草によって、当時の生活などを垣間見ることができる。

洛中洛外図屏風の右側、方広寺大仏殿周辺。この屏風絵は鴨川をはさんで左側に二条城まで描かれている

拡大していくと、当時の京の人々の生活が描かれていることがわかる

 また、今回加わったなかには3D表示の陶器があった。これは単に表示するだけでなく、指先でぐるぐる回転させたり、様々な角度で見ることができるので、立体物の鑑賞に適している。

AIoT活用の音声対話サイネージ(参考出展)や、各種ソリューションも展示

 街角や店舗などに設置し、インタラクティブに案内をする音声対話サイネージも参考出展されていた。インバウンド需要に対応すべく、日本語、英語、中国語の3ヵ国語に対応し、タッチパネルの操作で必要な情報を得られる。また、活用状況のデータをマーケティングに活用することも可能だ。

AIoT(AIとIoTを組み合わせてシャープが作った造語)を活用した音声対話サイネージ(参考出展)。横にあるノートパソコンで簡単にシナリオを設定することができる

 このほかにもシャープブースにはサイネージ活用のためのソリューションなどが数多く展示されていた。そのうちのいくつかを紹介しよう。

インフォメーションディスプレー 4Kスタンダードモデル。設置場所によって大きさが選択できる。

サイネージを設置するための支柱なども展示。ディスプレーのサイズなどで形態が変わるが、工事をせずに設置できる

「ez-コンテンツ」の新メニューである「ez-Dynamicコンテンツ」なら、天気や気温、時刻などの外部情報と連動させて表示コンテンツを切り替えて訴求することが可能

通常のサイネージの中に、Lアラートの情報を割り込ませ、いざというときに必要な情報を表示する防災チャンネルサービス

ポスターなどのデータからアニメーション動画をプロが制作してくれるコンテンツWebサービス。「サイネージは活用したいが動画や画像の制作知識がない」という場合にとても有用だ

デジタルサイネージソリューションに関する問い合わせは下記よりどうぞ!

(提供:シャープ株式会社)

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