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Core i5-8400とGeForce GTX 1050 Tiを搭載

高性能デスク向けCPUなど充実スペックが魅力の高コスパ15.6型ノートPC

2019年06月18日 09時00分更新

文● 宮里圭介 編集●八尋/ASCII

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必要十分なインターフェースと
広いキーピッチのテンキー付きキーボード

 ノートパソコンの実用性という面で、チェックが欠かせないのがインターフェース。LEVEL-15FX090-i5-LXSXは、ノートパソコンの中では比較的大型の製品だということもあり、USBはType-Cも含め4ポート、ディスプレー出力もHDMIだけでなく、mini DisplayPortも搭載しているというのがうれしい。また、有線LAN端子も装備。通信を安定させたいゲームプレー時に活躍してくれるだろう。

大型ノートということもあり、インターフェースが充実。4つのUSBに加えLAN、HDMI、ミニDisplayPort、SDカードスロットなどを装備している

 キーボードはテンキー付きのもので、こちらも15型クラスのノートとしては標準的。たまに記号キーの一部が妙に小さくなっている製品もあるが、「LEVEL-15FX090-i5-LXSXはほとんどのキーが一定サイズとなっており、自然に打鍵できるのがメリット。熱に問題がなければ、外付けキーボードを使わなくても快適に利用できるだろう。

妙に小さなキーなどはなく、多くのキーが一定サイズ。キーボードで苦労することが多いノートパソコンだが、これならとくに問題なく快適に打てる

コストパフォーマンスの高さを重視し、デスクトップPCライクに使うのに最適な1台

 高負荷時にキーボード面が50℃前後まで上昇するというのは気になるところだが、この温度は手で触るのは難しいものの、マシンの安定動作範囲で考えれば問題ないレベルだ。もちろんウェブブラウジングやメール、Officeソフトの利用といった通常の利用でここまで温度が上昇することはないので安心してほしい。長時間の動画エンコードやゲームプレーなど負荷の高い作業を行なうときだけ、デスクトップパソコンのように外付けのキーボードやマウスを使うとより快適だ。

 ノートとはいえ本体重量は約2.36kgで、たまになら可能だが気軽に持ち歩けるものではなく、どちらかといえばデスクトップ代替機という位置づけの製品だ。コンパクトでゲームも遊べ、デスクトップCPUによる高い性能を持つパソコンとしては、かなりコストパフォーマンスが高いモデルといえるだろう。ディスプレー一体型の省スペースパソコンがほしいという人であれば、このノートパソコンはかなり理想に近い1台ではないだろうか。

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