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ASCII 夏のベストセレクション 2019 第2回

夏ボーナスで味わいたい10億色表示の世界 シャープ「AQUOS R3」

2019年06月20日 10時00分更新

文● ASCII編集部

提供: シャープ

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夏ボーナスで味わいたい10億色表示の世界
シャープの最新フラッグシップスマホ「AQUOS R3」

 国内Androidスマホトップシェアのシャープから、2019年の最新フラッグシップスマホ「AQUOS R3」が発売された。デザインは先代モデルの「AQUOS R2」に近いが、新開発の「Pro IGZOディスプレイ」の搭載や、カメラの設計の一新など、映像再生や撮影といったビジュアル性能を大幅に強化した意欲的なスマホだ。

シャープ「AQUOS R3」はドコモとau、ソフトバンクから登場。

 一方で、シャープが近年力を入れている最新CPUを安定して動作させる放熱設計のほか、屋外での画面の見やすさや文字入力の快適さなど、基本操作に関わる部分もしっかりとアップデートされている。とにかく高性能なスマホが欲しいというユーザーから、日常利用で快適なスマホが欲しいユーザーまで注目の、AQUOS R3の魅力に迫っていこう。

10億色の表現力をもつ「Pro IGZO」ディスプレイ
2倍の明るさと省エネ性能も実現

 まずは、AQUOS R3が搭載する約10億色の表現が可能な第5世代IGZOを採用した「Pro IGZOディスプレイ」からチェックしていこう。画面サイズは6.2型で、解像度はQuad HD+(1440×3120ドット)だ。

前面は6.2型Pro IGZOディスプレイと強化ガラスが覆う

背面には動画専用の約2010万画素カメラと、静止画用の約1220万画素カメラを搭載

 特長の約10億色ぶんの表現力を実現したことで、一般的な約1677万色表示のスマホと比較すると、HDR動画の再現性や鮮やかな色のグラデーションをより繊細に表現可能になっている。

 どれだけ表示色が異なるかという点だが、他社製ハイエンドスマホと比べてAQUOS R3は特に赤や青、緑の鮮やかな色の部分の階調が潰れにくく、鮮やかかつ質感も両立した表現となっている。今回はAQUOS R2との比較画像を掲載しているが、写真でこの違いを伝えるのが難しい。できれば、ショップ店頭で実機に触れ、動画を再生して色の鮮やかさを確認してほしい。

10億色の表現力をもつAQUOS R3(左)と、1677万色表現のAQUOS R2(右)を比較

 Pro IGZOディスプレイのもうひとつの特徴が、先代のAQUOS R2と比べて明るさ(輝度)が2倍になり、さらに10%の省電力化を実現した点だ。これにより、HDR動画再生時の表現力が増すだけでなく、屋外での見やすさやバッテリー保ちも改善されている。

左のAQUOS R3は、右のAQUOS R2と比べて約2倍明るい

 また、屋外では画面を明るくするだけでなく、コントラストを調節して視認性を上げる「アウトドアビュー」機能が有効になる。実際に屋外で見比べたところ、屋外の光が映り込んでいる状況でも、AQUOS R3はハッキリと文字が読みやすかった。「アウトドアビュー」機能は屋外でのアプリ操作などのほか、カメラ撮影でも威力を発揮する。昼の晴天下でもファインダー状態の画面が見やすいのは大きなメリットだ。

屋外の昼間に撮影。左のAQUOS R3の文字や写真は、右のAQUOS R2と比べてコントラストがハッキリしており読みやすくなっている

 また、AQUOS R3は独自のダブルノッチ技術で、前モデルとほぼ同じサイズを維持しながら、さらなる大画面化を実現している。縦方向の画面サイズが広がったことで、ウェブサイトやSNS、メールのなどの視認性も向上している。また、横長の映画なども全画面でより臨場感のある映像で楽しめるようになった。

上部のインカメラ周りのノッチは最小限の面積に収めている

本体下部ギリギリまで画面サイズを広げた。指紋認証センサーが表側にあるため、手持ちでも机の上に置いたままでもロック解除しやすい

 せっかく動画を楽しむなら、HDRムービーの対応形式もチェックしておこう。AQUOS R3はHDR10、HLG、Dolby VisionといったHDR形式に対応。YouTubeやネット配信のHDRコンテンツをフルに楽しめるのがうれしい。また、立体音響技術のDolby Atmosにも対応している。

Dolby VisionとDolby Atmosの両方に対応

IPX5/IPX8の防水対応で、水に濡れた状態でも画面を操作できる

 従来のIGZO液晶と同じく、アプリの画面スクロールを倍速120Hz表示で滑らかに表示できる「ハイスピードIGZO」にも対応している。また、タッチパネルが高感度なので、水に濡れた手でも画面を操作しやすいという特徴も引き継いでいる。アウトドアやキッチンなどの水場でストレスなく使えるのはうれしいポイントだ。

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