ついに出たな、セコマの「ジンギスカン風焼そば」。名前のとおりジンギスカンテイストのカップ焼そばで、発売は5月27日。価格は128円。カロリーは515kcalだから、年寄りにはちょっときついが、すでにセイコーマートの店頭に並んでいたから、当然買って食べる。
食べて納得。なるほどお見事。残念ながらセイコーマートでしか売ってないけど、オススメ。以下、お湯を入れて3分待つ間にお読みいただきたい。
製造は「やきそば弁当」の東洋水産
ジンギスカン風焼そばは、セコマのプライベートブランド商品で、製造は東洋水産の北海道工場。マルちゃんの「やきそば弁当」を造っている工場だ。
やきそば弁当は、道内シェアナンバーワンの北海道限定商品で、全国シェアで圧倒する日清食品の挑戦も、これまで返り討ちにしてきた。セイコーマートもご存知のように、セブン-イレブンの追撃を許さない道内店舗数ナンバーワンのコンビニとして君臨している。
ジンギスカン味のカップ焼そばは、これまで定番化したことがない。かつて日清食品が北海道向けに開発したが、あえなく消えていった。だがセコマと東洋水産のタッグとなれば、期待は大きい。
気になるのは、ジンギスカンのアレンジだ。原材料表示を見る限り「羊」「マトン」「ラム」のような文字はない。怪しいのは「香味油脂」の中身がなにか。
添付されたソース袋の中には、白いラードの固まりがかなりの量、入っている。これになにかがあるはずだ。お湯を入れて3分待つ間、フタの上にソース袋を乗せて油を溶かし、一滴残らず麺にふりかけるため、執拗にしぼり出したのは言うまでもない。