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Alexaのスキル開発者に収益を

Amazon、Alexa「スキル内課金」機能を提供開始

2019年05月31日 17時40分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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 アマゾンジャパンは5月31日、Alexaスキルを収益化できる「スキル内課金」機能の提供を開始した。

 開発者は作成したスキルにスキル内課金機能を組み込むことによりプレミアムコンテンツを作成し、収益を目指すことができる。また、スキル利用者は、より質の高いAlexaエクスペリエンスを楽しめるようになるとしている。

 今後、スキル内課金機能を組み込んだデジタルコンテンツやサービスとして、スキル内で利用できる機能やコンテンツを拡張できる「買い切り型」、一定期間使用可能なプレミアム機能またはコンテンツにアクセスできる「サブスクリプション型」、スキル内でゲーム内通貨のように課金や消費ができる「消費型」の3つの課金機能を組み込める。

 アマゾンはこれまでにも、販売事業者や開発者がAmazon Payを利用してスキルから実際の商品やサービスの販売ができるシンプルな音声ショッピング機能「Alexaスキル向けAmazon Pay」、月単位で最もユーザーのエンゲージメントが高かったスキルの中から対象となるものを選び、その開発者に対してリワードが支払われる「Alexa開発者リワードプログラム」を展開するなど開発者支援を行なっている。

 また、Amazon Echoシリーズを始めとしたAlexa搭載デバイスのユーザーであれば、スキル内課金機能が組み込まれたプレミアムスキルを利用することで、トリビア系スキルのヒントを得たり、アドベンチャーゲーム内で拡張機能を購入したり、さらに月々のサブスクリプションサービスといった便利なサービスや高品質な機能を体験できるという。

提供が開始された主なAlexaスキル 

 スキル内課金機能を利用し開発、提供が開始された主なAlexaスキルとしては、アイドルグループ「GEMS COMPANY」との会話をAlexaで楽しむスキル「GEMS COMPANY ジェムカントーク」(スクウェア・エニックス)、街中のさまざまな環境音をAlexaで楽しむスキル「アリバイチャンネル 」(USEN)などがある。

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