Rapyuta Roboticsと日本マイクロソフト、クラウドロボティクス・プラットフォーム「rapyuta.io」開発における技術協力、ソリューション開発、および海外進出の支援で連携
Rapyuta Robotics株式会社
2019年5月27日
報道関係各位
Rapyuta Robotics株式会社
日本マイクロソフト株式会社
Rapyuta Robotics株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役CEO Gajan Mohanarajah)と日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長:平野 拓也)は、Rapyuta Roboticsが提供するクラウドロボティクス・プラットフォーム「rapyuta.io」の推進において連携します。
両社は、Rapyuta Roboticsのロボットソリューション開発を加速させ、運用を容易にする「rapyuta.io」と、マイクロソフトのエンタープライズクラウド市場における知見やエコシスステムを組み合わせることで、物流、製造、流通などをはじめとした幅広い業種での「rapyuta.io」利用拡大を図ります。これにより、「rapyuta.io」から生み出され運用されるソリューションの導入企業は、物流拠点における作業の自動化、効率化による労働環境の改善や、省人化による労働力不足の解消とサービス品質の向上が期待できます。
「rapyuta.io」は、マイクロソフトのクラウドプラットフォームMicrosoft Azure上で動作する世界初のエンタープライズ品質のクラウドロボティクス・プラットフォームです。企業ユーザーは、「rapyuta.io」を活用することで、 複雑性と非効率性を排除し、ソリューションの構築とマネジメントを直感的かつ容易に行う事が可能です。また、すでに用意されたコンポーネントの利用が可能なため、システム構成要素を一から作り上げる必要は無く、それぞれの課題解決に集中することができます。「rapyuta.io」は、複数ロボットによる協調作業や、ロボットナビゲーションなどを実現し、物流や製造、流通などの分野ですでに利用されています。
今回、日本マイクロソフトは、スタートアップ支援の一環として、Rapyuta Roboticsと以下の3分野において連携します。
1. 技術協力:
日本マイクロソフトは、「rapyuta.io」プラットフォームのさらなる機能拡大や利便性の向上に向けて、米国マイクロソフト本社を含め、クラウドインフラストラクチャーおよびAIのノウハウなどの技術支援を行い、Rapyuta Roboticsは、クラウドロボティクス関連技術を提供し、今後ニーズの拡大が予測される最先端のロボティクスサービスの構築を目指します。
2. ソリューション開発:
「rapyuta.io」プラットフォームや、「rapyuta.io」をベースに開発された倉庫ロボット、ロボットアームソリューションなどのアプリケーションを対象に、GitHubや Visual Studio Online (rapyuta.io上のアプリケーションの作成・編集・CI/CD)やrapyuta.ioパッケージから利用するAzure上の各種 AIサービス(rapyuta.io上のアプリケーションからの利用など)を含めたAzureの各種サービスをパッケージ化したソリューションを開発します。今後、日本マイクロソフトのクラウドパートナー企業と連携し、物流などの業種を対象に、エンタープライズ市場での利用拡大を図ります。ビジネス推進にあたっては、日本ユニシス株式会社のIoTビジネスプラットフォームとも連携していく予定です。
3. 海外市場への展開:
日本マイクロソフトは、マイクロソフトがグローバルに保有するリソースを活用し、海外のソフトウェアおよびハードウェアデベロッパー、ロボットインテグレーターやエンドユーザーとのビジネスマッチングとプロモーションを行い、Rapyuta Roboticsが目指す、様々なロボティクス関係者が刺激しあいイノベーション生み出す、マーケットネットワークの形成を支援します。
以上
【報道関係者からの問い合わせ先】
Rapyuta Robotics株式会社 広報部
電子メール:info@rapyuta-robotics.com
日本マイクロソフト株式会社 コーポレートコミュニケーション本部 石井
電話:03-4535-8055(部門代表)、電子メール:mskkpr@microsoft.com