フルHDならほとんどのゲームが快適にプレー可能
ゲーム実況も視野に入る性能
今回借りた「N1587J-720/T」の「G-GEAR note N1587Jシリーズ」には、2万円安価な「N1587J-700/T」もある。メモリー容量とストレージ容量が異なっているが、Core i7-8750HとGeForce RTX 2070の部分は共通している。G-GEAR N1587J-700/Tが8GBメモリー、SSD 240GB(SATA接続)。N1587J-720/Tが16GBメモリー、SSD 512GB(MVMe接続)だ。価格差はあまりないため、余裕があればN1587J-720/Tを選んでおくといい。
ベンチマークは、3DMark v2.8.6546、FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION Version 1.2、CINEBENCH R20を実行した。計測時期は2019年4月。グラフィックドライババージョンは425.31。現行のドライバーとのスコア差は誤差範囲であったため、そのまま採用した。
スコアとしてはデスクトップのハイスペックゲーミングPCに迫るものとなった。ヘヴィー級のタイトルであってもフルHDであれば、グラフィック設定の大半を最高にしても快適に遊べるだろう。
4Kも背面にある映像出力を使用すればOKだが、スコアは順当に低下しがちで、この場合はタイトルを選ぶ。ともあれ、本製品単体であればゲームは十分に楽しめる結果である。またCINEBENCH R20のスコアはノートPCというよりは、ほぼデスクトップであり、CPUベースの動画エンコードに向く。もちろん、OBSなどの配信向けアプリケーションを使用しながらのゲームプレーとの相性もいい。