NTTドコモと京都府は5月27日、「スマートシティづくりのための連携・協力に関する協定」を締結した。
両者の密接な連携・協力のもとでICTを活用して京都の課題を解決、京都府が目指すスマートシティづくりを推進するという。5Gなどの技術を活用した京都のICT化推進、第1次産業のICT推進、観光振興および観光情報の発信、健康増進や子どもや青少年の教育および育成などが目的として掲げられている。
ICT化分野では「けいはんな学研都市」の一部地域に屋内外の5G実証環境を構築、スマートモビリティの公道実証実験やロボット遠隔制御の実証実験を可能とする。また、第1次産業では農林水産省の推進するスマート農業の実証、観光振興では観光地などでのキャッシュレス化にも連携を進めるとしている。