このページの本文へ

「双方向翻訳」と「カメラ翻訳」を搭載

富士通、arrowsシリーズ初となるマルチ翻訳機「arrows hello AT01」

2019年05月13日 13時30分更新

文● 市川

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 富士通コネクテッドテクノロジーズは5月13日、arrowsシリーズ初のマルチ翻訳機「arrows hello AT01」を発表した。「墨(SUMI)」は5月23日から、「紅(BENI)」は6月以降から発売する。想定価格は2万9800円(税別)。

 arrows hello AT01は、「NetEase.Inc(ネットイース)」の子会社「youdao(ユー・ダウ)」製の高性能翻訳エンジンを採用したマルチ翻訳機。異なる言語間における「双方向翻訳」はオンライン・オフラインでも使用可能。オンラインの場合は28言語を翻訳し、オフラインの場合は日本語と英語・日本語と中国語(標準語/簡体字)に翻訳するという。

 「翻訳キー」を長押ししている間にヒアリングするため、長い会話フレーズでも会話内容が途切れることなく、違和感のない翻訳が可能としている。また、翻訳音声の聞き直しができる「リピートボタン」も搭載。

 「カメラ翻訳」は、撮影した文字や文章を識別し、翻訳結果を画面に表示する機能。レストランのメニュー表や駅などでの案内表示の確認や、手書き文字の翻訳確認が容易になるとのこと。オンラインの場合は21言語、オフラインの場合は日本語と英語・日本語と中国語(簡体字)の翻訳ができるという。

追記:価格情報を更新しました。(2019年5月13日)

カテゴリートップへ