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クレームブリュレの味をアイスで:

人気アイス「ブリュレ」チョコレートぜいたく気分

2019年04月29日 12時00分更新

文● モーダル小嶋/ASCII

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ちょっと時間をかけて食べる必要あり
「パリパリ」と「とろとろ」の両立がおいしい

このキャラメリゼ部分をおいしく食べたい

……けれど、実はけっこう固い

 このアイスを前にしたら、誰でも、キャラメリゼ部分をパリッとわりたくなるでしょう。その中から出てくるやわらかいチョコアイスを食べたい。ただ、意外とむずかしいんですよね。固いから。そりゃあ、冷凍庫に入れておくわけで、自然と固くなるわけです。

 なので、容器の説明にも書いてあるように、冷凍庫から出して、しばらくおいておく必要がありそうです。ここがガマンのしどころ。

キャラメリゼ部分がパキッと割れるようになるにはある程度の時間を要します

 味としては、さすがにオハヨー乳業のヒットシリーズだけあります。まず、チョコアイスのクオリティーが高いですね。カカオのコクがあり、香りもしっかり感じられます。それでいて、ミルキーな味わいもきちんと残しており、奥深いテイスト。アイス部分だけでもなかなかの完成度です。

こんな感じで、キャラメリゼとチョコアイスを一緒に食べるのが醍醐味です

 キャラメリゼ部分のほのかな苦味もよいですね。パリ、サク、とした食感が、とろんとしたチョコアイスとよいコントラストになります。これがカンタンに割れてくるようになると、中にあるチョコアイスもほどよく溶けているので、いかにもクレームブリュレを食べているような感じでいただけます。

きれいな写真ではないかもしれませんが、「パリパリ、とろとろ」が混ざり合い、両方楽しめるのが強み

 一言でいえば、とてもぜいたくな気分になれるアイスです。時間の経過につれて食感を少しずつ変えていくのも魅力的。難点をしいて挙げれば、価格でしょうか。350円前後なので、けっこう、「ぜいたく」ではありますよね。そこを気にしなければ、さすが人気アイスの新作だけあって、満足できる逸品だと思いました。オススメです。


モーダル小嶋

1986年生まれ。担当分野は「なるべく広く」のオールドルーキー。編集部では若手ともベテランともいえない微妙な位置。

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