イベントの冒頭では、バーチャルマーケットに関わったメーカーの方からのメッセージなどが発表された。
株式会社マウスコンピューターの代表取締役社長 小松永門氏は手紙にてコメント。同社は、当初VRに対して力を入れており、より没入感の高い体験を行なうには、高精細な映像描写と、多数の部分のトラッキングが必要。同社はそれを実現するための高性能なPCを提供、PCリテラシーが低い人への啓もう活動を続けてきていたという。
そんななか、多数のVRインフルエンサーの力を得て開催し、初回から多くの人がバーチャルマーケットに参加した。そのバーチャルマーケットを手掛ける方々とご一緒できるのであれば、VRヘッドマウントディスプレー(HMD)に必要なスペックの提示を、より広く、信頼性高く伝えていけると考え協賛を決めたとのこと。
実際に出展して感じたことは、集客力が素晴らしく、たくさんの人やコンテンツに出会えるという期待がある。また、開催が続けば参加者が増え、より期待値が高く、VRコンテンツに触れる人も増えるため、よい製品を継続して提供していきたい、と締めくくった。
また、東京大学バーチャルリアリティ教育研究センター 応用展開部門長 稲見昌彦氏が、場所や時間関係ないVR上で行なわれる市場の可能性について、エイベックス株式会社 代表取締役会長CEO 松浦勝人氏がバーチャルマーケットにてプロアマ問わず集まり、新たな創作が生まれてくることを楽しみにしていますと、ビデオメッセージにて本イベントへのお祝いと共に述べた。