このページの本文へ

通信機能も装備して天気状況で運転制御

パナソニック、夏の猛暑をしのぐ屋外型ドライミストエアコン「グリーンエアコン」

2019年04月19日 17時35分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 パナソニックは4月19日、屋外用ミスト式冷却機「グリーンエアコン」の受注を開始した。

 独自開発した2流体ノズルから粒径がおよそ10マイクロメートルのぬれ感の少ない極微細なドライ型ミスト(シルキーファインミスト)を噴霧し、気化冷却により冷気を生成する屋外設置に用いられる冷却装置。

空気と水を混合し噴霧する2流体ノズルを採用(左)、旋回気流によりドーム型冷却空間を形成(右) 

 ミスト噴霧時に旋回気流を発生させることにより噴霧口の直下に横風の影響を受けにくい直径2メートルほどのドーム状の冷却空間を形成、極微細ミストの蒸発を促進して気化冷却の効果を高めるという。

 通信機能も搭載し、ウェザーニューズから配信される気象予測データに連動。気温に応じた噴霧流量の切り替えや停止などを自動制御、異常時にはメールで通知する遠隔監視にも対応する。価格はオープンプライス。

 パナソニックでは、公園や駅、商業施設など、多くの人が集うさまざまな屋外空間でのクールスポットを創出するとしている。

カテゴリートップへ