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車載機器に最適なインターフェースで表示

iPhone無料アプリ「Yahoo!カーナビ」がApple CarPlayに対応

2019年04月15日 14時50分更新

文● 飯島恵里子/ASCII

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 ヤフー(以下、Yahoo! JAPAN)は、無料カーナビアプリ「Yahoo!カーナビ」(iOS版)が、4月9日以降順次アップルが提供する「Apple CarPlay」(以下、CarPlay)に対応したことを4月15日に発表した。

iPhoneで乗車前からルート検索が可能

 iPhoneをCarPlay対応の車載機器に接続しYahoo!カーナビを起動すると、車載機器に適したインターフェースで表示される。今回のリリースでは、ルート検索や音声案内などの一部機能のみの対応となるが、順次、機能が追加されるという。

 乗車前から目的地の入力やルート検索が可能なため、乗車後にすぐ出発でき、目的地到着後にケーブルを取り外し、CarPlayとiPhoneの接続を解除すると、駐車場所が自動でYahoo!カーナビに保存されるため、ユーザーは駐車場所を見失うことが少なくなるという。

 日本道路交通情報センター(JARTIC)がリアルタイムで提供する渋滞や交通規制などの交通情報に対応し、NEXCO中日本の提供情報、個人が特定されない状態でのアプリユーザーの走行情報「プローブ情報」の活用、全国2万4000以上の駐車場の満車/空車情報など、さまざまな情報や機能を追加することで、今後もユーザーの利便性向上を追求していくという。

 CarPlayでは車載情報や車速情報は取得できないため、トンネル内の走行などiPhoneのGPS情報を利用できない場合は、iPhone側のジャイロセンサーや加速度センサーなどで取得した情報を利用しているとのこと。

 なおCarPlayへの対応は自動配信ではないため、アプリの「メニュー」を開き「お知らせ」からアップデートする必要がある。


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