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マカフィーがGoogleのCloud SCCをサポート

2019年04月15日 15時10分更新

文● ラモス/ASCII

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 米マカフィーは4月15日、Google Cloud Platform(GCP)Cloud Security Command Center(Cloud SCC)のサポートを発表した。

 McAfee MVISION CloudはGCP Cloud SCCと統合し、セキュリティー担当者がクラウド資産を可視化して制御することで、脅威を検出して対応を支援する。ユーザーは、McAfee MVISION Cloudの広範なコンフィグレーションオーディット機能から情報を入手し、潜在リスクを特定。コンフィグレーションのベストプラクティスを徹底できる。

 現在利用可能なCloud SCCは、GCP向けの包括的なセキュリティー管理およびデータリスクのプラットフォーム。セキュリティー担当者が単一の管理画面から脅威を防御、検出、対処できる。Google Cloudで実行されている資産と、危険な設定ミスの可視性を高めることで、脅威に晒される危険性を低減する。

 McAfee MVISION Cloudからインシデントデータを提供することで、Cloud SCCはGCPのセキュリティーとリスクの状況を改善する強力なツールになるとしている。主な特長は、インシデント調査やコンフィグレーションオーディット、セキュリティーとコンプライアンスの制御など。

 インシデント調査では、McAfee MVISION Cloudで強化した可視性で、セキュリティー担当者はインサイトに基づき、違反に優先順位をつけたり、アクティビティーや異常、脅威を調査したりできる。

 コンフィグレーションオーディットでは、ユーザーはGCP リソースを総合的に評価。エンドツーエンドのリスク評価をするように設計した業界標準のコンフィグレーショ ンオーディットポリシーを活用できる。

 セキュリティーとコンプライアンスの制御では、ユーザーはポリシー違反を修正し、セキュリティーの脅威を阻止するために、GCPサービス群内で対処するように通知を受けられる。

 同社のクラウド セキュリティー事業部門バイスプレジデントのラジブ・グプタ氏は「CSCC向けMcAfee MVISION Cloudを使用することで、セキュリティー運用担当者は、McAfee MVISION Cloudの広範なクラウドセキュリティー・インシデントデータを活用し、セキュリティーとコンプライアンスを向上させるためのインサイトを追加することができます。ユーザーは、Cloud SCCにおいて、より迅速で情報に基づいた行動が可能になり、最終的にはセキュリティーが強化され、ビジネスへの影響が軽減されます」と述べている。

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