【まとめ】ずしりと重いが描写は目を見張るものがある
1.4kg近いレンズ、ボディーと合わせると2.2kgを超えるカメラを持ち続けていると重さが体に堪えてくるのは確かにあるが、70-200mm F2.8Lのような白ズームを持って1日歩ける人なら平気だろう。それに高品位な28mm、35mm、50mm、85mmの単焦点レンズを持ち歩き、とっかえひっかえすることを思えばラクだ。唯一の盲点を挙げるならば、鏡胴があまりに太いがゆえにカメラバックのポケットに入らない場合があるということ。
RF50mm F1.2 USMの描写にも心踊ったが、RF28-70mm F2L USMはRFマウントカメラを手に入れた者にのみ購入の機会が与えられる至宝だ。幸運にもRFマウント第1弾として登場した4本のレンズすべてを試すことができた筆者が次に買うべきレンズは、このRF28-70mm F2L USMだと感じた。