Intel「Core i9-9900KF」、「Core i7-9700KF」、「Core i5-9600KF」
グラフィック機能を省いた第9世代Coreプロセッサーが3モデルデビュー
2019年03月29日 23時44分更新
統合型グラフィックスを省略したインテルの第9世代Coreプロセッサーに新モデルが登場。「Core i9-9900KF」「Core i7-9700KF」「Core i5-9600KF」の3モデルが販売中だ。
発売されたのは、末尾に「F」が付く内蔵グラフィックス機能を省略した製品3モデル。ゲーミングPCなどビデオカードの利用を前提とするCPUで、vProやTSX-NI、SIPP、TXTにも非対応となっている。なおK付きのためCPU倍率ロックフリー仕様だ。なお、2月には一足先に「Core i5-9400F」が発売済み。
発売されたのは、8コア/16スレッドの「Core i9-9900KF」(3.6GHz/最大5.0GHz/共有スマートキャッシュ16MB/TDP 95W)、8コア/8スレッドの「Core i7-9700KF」(3.6GHz/最大4.9GHz/共有スマートキャッシュ12MB/TDP 95W)、6コア/6スレッドの「Core i5-9600KF」(3.7GHz/最大4.6GHz/共有スマートキャッシュ9MB/TDP 95W)。
価格は「Core i9-9900KF」が約6万800円(税抜)、「Core i7-9700KF」が約4万5800円(税抜)、「Core i5-9600KF」が約3万円(税抜)。統合型グラフィックスを搭載する従来モデルとの比較では、「Core i7-9700K」を除くと価格差はごくわずか。現時点であえて「F」付きモデルを購入する理由はないだろう。
販売しているのはパソコンショップアーク、ドスパラ秋葉原本店、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店、ツクモパソコン本店、ツクモDOS/Vパソコン館、TSUKUMO eX.。