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シーゲイトが解説する「失敗しないHDDの購入基準」とは?

2019年03月29日 14時30分更新

文● 平澤寿康 編集●ジサトラ ハッチ

提供: 日本シーゲイト

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データセンター向けHDDのノウハウをベースに信頼性を高めている

 今回の満足度調査で、特に高い満足度が得られていたのが、「信頼性」「パフォーマンス」「消費電力」「静音性」の4つだ。そこで、実際にシーゲイトの製品がその4つの部分でどういった特徴を備えているのか見ていきたい。

 まずはじめに信頼性。現在のシーゲイト製HDDでは、単純な通電時間での信頼性だけではなく、”ワークロード”と呼ばれる指標を定義。大量な連続読み書きによるHDDへの最大許容負荷を製品仕様に盛り込み、ユーザーに適切な選択をアドバイスしているという。

 シーゲイト製HDDはデータセンター向けHDDで非常に高いシェアを獲得しているが、そういったデータセンター向けHDDの製造やテストなどのプロセスを、コンシューマ向け製品にも反映しているそうで、実際にHDDの信頼性はどんどん高まっているという。

 また、NAS向けHDDのIronWolfには、「IronWolf Health Management」というドライブ診断機能を搭載。HDDの状態を自己診断し、異常を検知したらユーザーに知らせる機能が用意されており、万が一のトラブルに未然に対処できることで、データ消失の危険性を低減している。

 実際に、大手NASメーカーのNASでIronWolf Health Managementをサポートし、アラートを受けると自動的に保護動作を開始する製品も多く存在しているため、NASを安心して利用できることにもつながっている。

「IHM(IronWolf Health Management)」は、SynologyやASUSTOR製の一部のNASで利用できる。ディスクの健康状態に一般的な「S.M.A.R.T. ステータス」に加えて、「IronWolf 正常性ステータス」が表示される

 また、IronWolf Proには、HDDのデータレスキューサービス「Rescueデータ・リカバリ・サービス・プラン」が付属。これによって、万が一HDDが故障した場合でも、(有料ではあるが)データをリカバリーしてもらえるという安心感も、ユーザーに支持されている理由となっている。

IronWolf Pro以外の製品も「Seagate Recovery Services」に入ることで、高い復旧率でデータが復元できる。価格は2年で29.99ドル、3年で39.99ドル

 そして、今回の満足度調査結果からも、シーゲイト製HDDの信頼性の高さにつながる機能や特徴が、ユーザーにしっかり伝わり、認識されていることが確認できたという。

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