ASUSから、LGA 3647ソケット対応の「Xeon W-3175X」用マザーボード「ROG Dominus Extreme」が発売された。価格18万4800円(税抜)という非常に高価な製品だ。
1月に発売された28コア/56スレッドのワークステーション向けCPU「Xeon W-3175X」が使えるハイエンドマザーボード。チップセットは、Intel C621で、電源回路は32フェーズ構成。ATX24ピン×2、8ピン×4、6ピン×2の電源コネクターを備え、Xeon W-3175Xのオーバークロック動作時も安定した電力供給ができる。
主なスペックは、拡張スロットがPCI Express(3.0) x16×4。メモリーは、DDR4 DIMM×12(DDR4-4200(O.C.)/4000(O.C.)/3800(O.C.)/3733(O.C.)/3600(O.C.)/3466(O.C.)/3400(O.C.)/3200(O.C.)/3000(O.C.)/2933(O.C.)/2800(O.C.)/2666/2400/2133、ECC対応、最大192GB)という構成。
オンボードインターフェースとして、10ギガビットLAN(Aquantia「AQC-107」)、ギガビットLAN(Intel I219-LM)、IEEE 802.11ac無線LAN+Bluetooth 5.0、サウンド(ROG SupremeFX)、M.2×4、U.2×2、SATA3.0×8、USB 3.1 Gen.2 Type-C×2、USB 3.1 Gen.2 Type-A×2、USB 3.1 Gen.1×8。フォームファクターは355×355mmのEEBのため、搭載ケースには注意が必要。
販売しているのはオリオスペック、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店、ツクモパソコン本店。「Xeon W-3175X」(税抜35万9980円)については受注販売としているほか、CORSAIRからは16GB×12枚セットの「VENGEANCE LPX 192GB」シリーズ(税抜37万8000円)も発売済み。こちらも受注販売で取り扱い中だ。