ブーム再燃の超小型PC「Radiant SPX2700A300A」
Ryzen G搭載超小型でゲームも遊べる! サイコム流DeskMiniを触る
2019年03月09日 11時00分更新
「Ryzen 5 2400G」を搭載した構成で、気になる基本性能をチェック!
今回試用したのは、CPUに「Ryzen 5 2400G」、メモリー16GB(8GB×2)、ストレージはメインにPCIe接続のM.2 SSDとなる「Western Digital WD Black WDS500G3X0C」(500GB)、増設用にSATA接続のSSD「Crucial CT480BX500SSD1」(480GB)を搭載したもの。スペックとしてはさらに上の構成も可能だが、性能的にはほぼ最大となる構成だ。
まずは各種ベンチで、CPU、ストレージ、グラフィックの性能を軽くチェックしてみた。
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AMDのCPUはGPUを内蔵する場合「APU」と呼ばれる。「Ryzen 5 2400G」にはGPUとして「Radeon RX Vega 11」が内蔵されている
CPU | AMD Ryzen 5 2400G(3.6GHz、4コア) |
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マザーボード | AMD A300チップセット搭載マザーボード(標準) |
メモリー | 16GB(8GB×2、DDR4-2400 SO-DIMM) |
SSD | WD Black WDS500G3X0C(M.2 PCIe、500GB) |
増設SSD | Crucial CT480BX500SSD1(SATA3、480GB) |
M.2 SSDヒートシンク | サイコムオリジナル |
グラフィックス | オンボード(DislplayPort、HDMI、D-Sub15ピン) |
無線LAN | Intel Dual Band AC 3168(802.11ac,a/b/g、n+、Bluetooth) |
PCケース | ASRock DeskMini A300(防塵フィルター付き) |
OS | Windows10 Home (64bit) DSP版 |
合計価格 | 12万1520円 |
CPU性能は、CGのレンダリング速度からCPU性能を測る定番のベンチマークソフト「CINEBENCH R15」を使用。スコアは独自単位の「cb」で表示され、性能が高ければスコアも高くなる。
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「CINEBENCH R15」の結果。最大性能となる「CPU」のスコアは787cb。シングルスレッド時の性能となる「CPU(Single Core)」は153cbとなった
スコアは787cbと小型PCとしては高め。別PCとなるが比較用に過去のデータを持ってくると、Core i5-8400だと976cb、Core i3-8100だと583cbとなっていたので、インテルのCPUでいえばCore i5とCore i3のちょうど中間くらいの性能といえるだろう。1000cbを余裕で超えるCore i7やRyzen 7と比べてしまえば見劣りするが、一般用途ではまず困らないだけの性能がある。
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