グーグルは2月25日、海中の海女さんを見ることができるストリートビューを公開。公式ブログで明らかにした。場所は岩手県小袖海岸で、日本最北の海女の漁場とのこと。
2018年10月に撮影し、台風の影響で潮の流れも早く海水も濁っていたが、久慈市のスタッフが撮影を決行。
撮影は、三脚に水中用ハウジングをつけた360度カメラを海底に置いて一点一点撮る方式。重りをつけた三脚を海中で移動させるのはかなりの重労働だが、海女さんの身体にも海中を一気に潜るための重りがついているという。
海女漁は冷たい水との戦いでもあり、体が冷え切ってしまう前に漁を終えて陸に上がる必要があるとのこと。上がる時に藻が絡みついたりヤツカリが引っかかったりと危険も多い。熟練の技が必要な職業で、ストリートビュー撮影もそんな彼女たちだからこそできたのだという。