ソフトバンクグループのファーストサーバとIDCフロンティアは、2019年4月1日(予定)をもって合併することを取締役会で決議した。IDCフロンティアを存続会社とする吸収合併で、ファーストサーバは解散となる。
1996年創業のファーストサーバは中小企業向けのレンタルサーバーサービス、クラウドサービス、ドメイン名登録サービスを運営。また、2009年設立のIDCフロンティアは、クラウドおよびデータセンター事業を手がける。両社とも2018年3月にヤフーグループからソフトバンクグループに移っている。
合併後、両社の経営陣および社員は統合される。また、現在提供中のサービスについては、今後も継続して提供するという。両社は合併に向けてのプレスリリースで、「ソフトバンクのITインフラ事業の中核をなす戦略会社として、法人向けITインフラサービスの強化と企業価値の最大化を図り、より一層のサービスの充実と顧客満足度の向上に努めてまいります」と述べている。