編集部ピックアップの人気SIMフリースマホ全紹介! 【2019年初頭編】 第2回
おサイフケータイ搭載機やmoto mods対応機なども
高性能カメラのファーウェイが強いが、他にも個性派揃い! 人気SIMフリースマホ全紹介【ミドルハイ編】
2019年02月03日 12時00分更新
ハイエンド級のスペックとカメラを搭載し、4万円台後半
お手頃なファーウェイの高性能機「HUAWEI nova 3」
ファーウェイのフラグシップ機は「HUAWEI P」「HUAWEI Mate」の両シリーズだが、それに近い性能を持ちながらお手頃価格で購入できるのが「HUAWEI nova 3」だ。
本体でまず目に付くのが、6.3型という大型の液晶ディスプレー。ただ、19.5:9の縦長で横幅は約73.7mmと決して大きすぎることはない。性能にも注目。CPUは「HUAWEI P20」と同じ、HUAWEI Kirin 970を搭載。さらに4GBメモリー、128GBストレージとこちらも余裕がある。OSは発売当初はAndroid 8.1だったが、すでに9へのアップデートが開始されている。ネットワーク面も強力で、主要3キャリアのVoLTEに加え、DSDVに対応。バッテリーも3750mAhと大容量だ。
ファーウェイの高性能機だけにカメラも自慢。Leicaではないものの、アウト/インともにデュアルカメラで、特にアウトカメラは16メガのRGBセンサーと24メガのモノクロセンサーの組み合わせ。AIによる自動シーン認識もあり、手軽に高画質な写真を撮影できる。
実売価格は5万円弱だが、MVNOの中には音声SIM契約を前提に大胆な割引がなされているケースもある。なお、鮮やかなカラバリのレッドはgoo Simsellerの専売モデル。
いまだトップクラスのLeicaダブルレンズカメラを搭載
買いやすくなってきたフラグシップ機「HUAWEI P20」
昨夏登場のファーウェイのフラグシップ、HUAWEI P20シリーズ。最上位の「HUAWEI P20 Pro」はドコモのみで、SIMフリーではこの「HUAWEI P20」が用意された。
トリプルカメラの上位機と比べると、カメラこそ2眼のLeicaダブルレンズカメラになっているものの、その性能の評価は変わらず高い。実際にカメラ評価サイト「DxOMark」での点数は102点で、これを上回る端末はGalaxy Note9やiPhone XSなどわずか。一方、CPUや4GBメモリー、128GBストレージ、3キャリアのVoLTE+DSDV、対応周波数の多さなど主要スペックはハイエンド級。それでいて、最近では6万円台前半で購入できるので、お買い得感が上がってきた。
案外小型という点も本機の魅力だ。5.8型液晶は18.7:9の縦横比で、横幅は70.8mm。片手でも比較的使いやすいサイズと言える。コンパクトな高性能機という視点から、本機を狙うのもありだろう。
SIMフリーで、防水&FeliCa入りのシャープ製ミドルハイ機
「AQUOS sense plus」
2017年発売の「AQUOS sense lite」以来、SIMフリー機にも力を入れるシャープ。今冬発売の「AQUOS sense 2」も含めて、お手頃価格でありながら、同社自慢のIGZO液晶を搭載し、防水・防塵、おサイフケータイと国内ユーザー向け機能に対応するなど、国内ユーザー向けの要素をしっかり加えてきている点が人気の理由だ。
そのAQUOS sense liteとAQUOS sense 2は、性能的にはミドルクラスで普段使いには十分なものの、ヘビーユーザーには若干物足りないのも確か。それに対してAQUOS sense plusは、あとちょっとの部分を確実にスペックアップしてきたモデルとなる。
ディスプレーは18:9の縦長5.5型IGZO液晶を採用したほか、CPUはSnapdragon 630に、カメラも16.4メガ(イン8メガ)と程よく充実。もちろん防水・防塵、おサイフケータイには継続して対応する。キャリアアグリゲーションや国内キャリアのVoLTEも利用可能。この内容で4万円台前半の価格は魅力的と言える。
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