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シングルダイナミック型ドライバーにこだわるブランド

DITA、世界限定300台のお値打ちイヤホン「PRIJECT 71」

2019年02月01日 13時00分更新

文● ASCII

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 S' NEXTは、シンガポールのオーディオブランドDITAの「PROJECT 71」を2月22日に発売する。世界限定300台の生産。価格は12万8000円で、店頭での予約も開始している。

 新開発のシングルダイナミック型ドライバ―である「DDT3.0」を採用。筐体には真鍮や、ギターの指板などに使用されるマカッサルエボニーを精密に加工して使用している。音質面では「広がりのある低域と伸びのある中域、そしてDITAサウンドの特長でもあるレスポンスの良い鮮やかな高域が目の前に広がり、一音一音に含まれる演奏者の細かな感情までが伝わってくるような、エモーショナルなサウンドをご体感いただけます」(報道資料)とのこと。

 インピーダンスは16Ω、感度は109 dB/mWだ。

 また、PROJECT 71に合わせて、新ケーブルの「OSLO」も発表。PROJECT 71には標準で付属するものだが、3月中旬に単体でも市場投入する。価格は7万円前後になる見込みだという。

 OSLOケーブルは、オイルコーティングしたPC-Triple C長結晶無酸素銅を線材に使用。オイルは高い絶縁性があり、古くからオーディオ用のトランスやコンデンサーに使用されてきたが、DITAは高級化粧品にも採用されている深海鮫の油「スクワランオイル」に、シルバーとゴールドのナノ粒子をブレンドしたものを開発し、線材の表面を覆っている。結果、音楽信号の伝達やインピーダンスに影響を与える表面の微細な凹凸を滑らかにできたという。シースには、しなやかなポリエチレンを使用。柔らかく、取り回ししやすくしたとする。

 DITA独自のAwesomeプラグにも対応。先端を付け替えることで、バランス駆動用の2.5mm4極や4.4mm5極端子も利用できる。イヤホン側のプラグ形状により、MMCXやIEM 2pinなど4製品をラインナップする。

 なお、2月2日開催のポタ研2019 冬のS' NEXTブーストで新製品の試聴会を実施。音質の体験ができるという。

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