KDDIは、モバイルルーター「Speed Wi-Fi NEXT W06」、ホームルーター「Speed Wi-Fi HOME L02」の2製品を1月25日に発売する。国内では1Gbpsオーバーとなる、下り最大1237Mbpsの通信速度に対応しているのが最大の特徴。
下り最大1237Mbpsの通信速度は、2GHz/3.5GHz帯のau 4G LTEに、UQコミュニケーションズのWiMAX 2+、そして4×4 MIMOと256QAMの組み合わせで実現していると思われる。そのため、4G LTEのエリアで利用できるハイスピードプラスエリアモード(オプション、月7GBまで)での利用が前提となる。なお、対応エリアは1月25日時点では東京都、埼玉県の一部となる。もちろんWiMAX 2+のみの「ハイスピードモード」でも利用可能。
Speed Wi-Fi NEXT W06はファーウェイ製のモバイルルーターで、高性能ハイモードアンテナにより、従来電波が繋がりにくかった場所でも感度が向上し、WiMAX 2+の通信速度が平均20%向上するという。本体サイズは約128×64×11.9mmで、重量は約125g。3000mAhバッテリーを搭載し、WiMAX 2+での連続通信時間は約540分。カラバリはオレンジ×ブラック/ブラック×ブルー/ホワイト×シルバーの3色。無線LAN接続時は下り最大867Mbps(下り最大1237MbpsにはUSB 3.0 Type-Cケーブルでの接続が必要)となる。
Speed Wi-Fi HOME L02も同じくファーウェイ製で、有線LAN端子(GbE対応)を搭載する据置型ホームルーター。360度全方位をカバーする4本の高感度アンテナを搭載することで、モバイルルーターよりも優れた受信感度を実現している。子機の接続台数も2.4GHz帯/5GHz帯それぞれで20台ずつと余裕がある。
このほか、ともに下り最大440MbpsでNECプラットフォームズ製のモバイルルーター「Speed Wi-Fi NEXT WX05」、モバイルルーター「WiMAX Home 01」も4月上旬発売予定となっている。