ファーウェイ通信 第93回
腕時計らしいデザインにウェアラブル端末として本格的な機能を装備
2週間バッテリー&スポーツシーンで活躍のスマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT」レビュー
2019年01月30日 11時00分更新
スマートフォンやタブレット、Windows PCなど、さまざまなジャンルの製品を提供しているファーウェイ製品を毎回レビューしている「ファーウェイ通信」。
今回は主にスポーツシーンで活躍するスマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT」を取り上げる。視認性の良いカラー表示のタッチディスプレー、ヘビーユースでも2週間は持つバッテリー、3種類の衛星測位システムを内蔵といった特徴的な機能を中心にレビューしていく。
スマートウォッチとしての形状を持ちながら
マルチなスポーツに対応した高性能なウェアラブル端末でもある!
今回取り上げる「HUAWEI WATCH GT」だが、製品名からは“スマートウォッチ”の印象が強いものの、ウェアラブル端末/活動量計としての部分が特に強力かつ魅力的である。ファーウェイ製品の中では、第87回(「フィットネスにも役立つ本格派ウェアラブル端末「HUAWEI Band 3 Pro」レビュー!」)で紹介した「HUAWEI Band 3 Pro」に近い位置付けだ。とはいえ、スポーティーでかつ腕時計らしいデザインは「HUAWEI WATCH 2」から受け継がれている。
一般にスマートウォッチの最大の弱点と言われている部分が、バッテリーの持ちだ。普通の腕時計を使っていて“充電”という作業を意識する機会はまずないが、これまでのスマートウォッチでは1日1回の充電が当たり前。腕時計というよりも、PCやスマホに近い存在に感じられるのはそのためだ。
しかし、HUAWEI WATCH GTは、独自のOSとともに、低消費電力エンジンとハイパフォーマンスエンジンを自動で切り替える「デュアルエンジン低消費電力システム」を採用。ヘビーユース(24時間着用し、心拍モニター&睡眠モニターON、測位ONでトレーニング90分、スマート通知ON、画面点灯1日200回)で2週間、通常使用では30日間という駆動時間を実現。日常的に利用する端末でこの仕様はとにかくうれしい。
GPS/GLONASS/Galileoの3種類の衛星測位システムを内蔵したことも特徴だ。より正確な位置計測が可能になっただけでなく、ランニングやサイクリングなどのトレーニングを行なう際には、HUAWEI WATCH GTとは別にスマホを持つ必要はない。単体で実際に走行したコースを記録し、後にスマホの地図アプリ上などで確認できる。
HUAWEI WATCH GTは、ジャイロや加速度、気圧、コンパスといったセンサーも搭載しており、ランニングやサイクリング、ハイキングなどのマルチスポーツに対応。トレーニングの時間や距離、歩数、消費カロリーを記録してくれる。また、5気圧防水仕様によりスイミングにも対応。水泳姿勢を自動的に識別し、ターン数や距離、ストローク数、消費カロリーを計測可能だ。
本体裏面には、心拍数計測センサーも搭載されている。AIアルゴリズムなどを活用したファーウェイの独自技術「HUAWEI TruSeen 3.0」と組み合わせることで、高精度な心拍モニタリングが可能である。計測した心拍数は、普段の健康管理のほか、トレーニングの際に運動強度を調整することにも役立つ。
HUAWEI WATCH GTは、カラー表示の有機ELタッチディスプレーを搭載。画面サイズは1.39型(454×454ドット)と大きく、326ppiと高精細。昼間の屋外での視認性も良好なため、トレーニング中でも画面表示が確認しやすく、ストレスを感じない。

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