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大谷イビサのクラウドコミュニティな日々 第16回

JAWS FESTAからJAWS DAYS 2019へ、そしてクラウド婚再び!

2019年01月07日 07時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp 写真●高山 博史、Tomoaki Yamashita

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 気楽に読めるクラウドコラムを書き連ねているオオタニだが、昨年末に参加した2つのイベントについて書いてみたい。1つ目は11月に参加したJAWS FESTA 2018、そして2つ目は多田歩美さんと松尾康博さんのクラウド婚だ。

手作り感と運営の手際が光ったJAWS FESTA 2018

 1つ目のトピックは、11月3日に大阪で開催された「JAWS FESTA 2018」だ。基調講演をはじめ、レポートは何本か挙げているが、やはり驚いたのはパナソニックスタジアム 吹田という途方もない会場だ。

 実際は、全面貸し切りではなく、通路(コンコース)にセッションスペースを置いて、2本の基調講演をグリーン上でやるというスタイルだったが、好天の秋空の元でクラウドの話を聞くというイベント体験がなにより素晴らしかった。その次の週に開催された幕張メッセの「Cybozu Days 2018」もそうだったが、会場の違いがここまでイベントの満足感を高めてくれるとは思わなかったというのが正直な感想だ。

開放感がすばらしかったパナソニックスタジアム吹田

 エンジニア以外も楽しめる多彩なセッションが用意されており、Scratchプログラミングを学べる「CoderDojo ニンジャ Meetup」が併催されていたため、子ども連れでも大丈夫。運営に関してもさすがに手慣れており、例年に比してもお祭り感の高いスタッフ・登壇者Tシャツはさすがのクオリティだった。また、飲食店が遠いという弱点もあったが、弁当も用意され、コンコースでは大阪名物のたこ焼きも販売されていた。フードスポンサー日清食品様のご厚意で用意されたカップヌードルが、寒くなってきた夕方の小腹に染み渡るおいしさだったことも追記しておきたい。

 個人的に感心したのは、イベントページでのフォローアップである。通常、イベントが終わると、イベントページは特に更新されず、人知れず供養されるのだが、JAWS FESTAではプログラム通りに公開されたセッションスライドへのリンクが貼ってある。当日、行けなかった人も、セッション内容を見直したい人もこれなら安心。私の記事や参加者のブログへのリンクも張ってあるので、こちらはぜひ参照してもらいたい。

■関連サイト

 そんなJAWS-UGの次の大きなイベントが会期中に発表された「JAWS DAYS 2019」。場所は例年と同じく五反田メッセで、開催は2019年2月23日の土曜日。「満漢全席!!」をテーマに多くの参加者が楽しめる内容になると思うので、参加者も登壇者もたっぷり楽しもうではないか。

■関連サイト

笑顔がいっぱいだったクラウド婚に2度目の参加

 もう1つのトピックは、re:Inventの前週に参加させてもらった多田歩美さんと松尾康博さんとのクラウド婚パーティだ。以前も中井勘介・ぎょり夫婦のクラウド婚のパーティに参加した記事を書かせていただいたが、こんなパーソナルイベントをメディアで記事化するのかという批判をものともせず、懲りずにレポートしたいと思う。

 大手自動車メーカーのIT部門担当である多田さんは、JAWS-UG女子会やHPC支部などの運営を手がけており、個人的にもJAWS-UGの侍連載で取材させていただいて以来のおつきあい。キャリアコンサルタントとしての顔を持つ多田さんが、その後さまざまなメディアで取材されたり、執筆を持ったりしているのは、ご存じの通りだ。日経XTECHの「クラウド女子の突破術」をはじめ、どの記事も自分の体験や腹落ちを赤裸々に語る内容ばかりで、クラウド導入に揺れるIT部門やキャリアに悩むIT女子にはぜひ読んでほしい。

幸せ度MAXな松尾さんと多田さん

 さて、そんな熱いクラウド女子と担当SAだったアマゾン ウェブ サービス ジャパン(AWSJ)の松尾さんの結婚パーティが盛り上がらないはずがない。そもそも参加者も200名近くとすごい数で、曙橋のパーティ会場は満杯。当然、現・元アマゾン ウェブ サービス ジャパンやJAWS-UG関係者も多く、まるでクラウドイベントのような様相だった。

 3時間に渡る立食スタイルのイベントは、ベルトを締め忘れても挨拶は締めるソラコム 玉川憲さんの乾杯の御発声からはじまり、サーバーワークス 大石良さんの素晴らしいピアノ演奏、JAWS-UG仲間の長尾 太介さんの伴奏で新婦多田さんが歌い上げる東京事変の「キラーチューン」あり、とにかく新郎新婦&サポーターのサービス精神がすごかった(食べ物もおいしかった。トリュフご飯やばい)。こんなにお涙頂戴じゃないエンタメ一直線な結婚パーティは久しぶりかもしれない。

 JAWS-UGではおなじみのLT大会も披露され、松尾さんのなつかしフォトギャラリーを披露したヤスヒロ仲間のAWSJ荒木 靖宏さん、「伴侶に優しくなれるAWS」というテーマでおもしろLTを用意した中嶋 麻衣子さんが登壇した。なにより圧巻だったのは、新郎新婦への愛しか感じられないソラコム片山暁雄さんのLT。写真のウェーイ率7割を誇る松尾さんと多田さんの円満な結婚生活を実現するため、AWSのWell-Architected Frameworkを活用するというネタは、クラウドユーザー以外の参加者も爆笑の渦に巻き込んだ。このLTの素晴らしさを表現できる文才を持ち合わせていないのが残念だが、2人の新しい門出にこれ以上ないはなむけになったのは間違いない。私も多幸感満載で家路についたのであった。

 ともあれ、多田さん、松尾さん、おめでとうございます!Well-Architected!

伝説のLTを披露した片山さんを囲んでWell-Architected!

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