富士通クライアントコンピューティングは11月6日、2018年冬モデルの13.3型ノートパソコン「LIFEBOOK UH-X/C3」を発表した。従来のUシリーズの特徴を受け継ぎつつ、新たな「Xシリーズ」として同社の技術力を集結したフラッグシップ機となる。
13.3型ワイドディスプレー搭載ノートパソコンとして世界最軽量
約698gを実現!
LIFEBOOK UH-X/C3は、基盤面積を前モデルと比較して15%縮小し、13.3型ワイドディスプレー搭載ノートパソコンとして世界最軽量となる約698gを実現。天板側面の肉厚を増したほか、開閉時に指がかかる部分に金属カバーを入れて補強するなど、堅牢性はアップしているという。また、ファンをCPUの外周側に移動し、実装エリアを5mm拡大することで、より効率的な熱排気と静音化を実現している。
インターフェースは、前モデルと比べてUSB Type-C端子を1基追加。左側面にUSB 3.1(Type-C、Gen2)端子、USB 3.1(Type-C、Gen1)端子、HDMI出力端子、ヘッドフォン端子、右側面にSDカードスロット、UBS 3.0端子、有線LAN端子を配置している。バッテリーは2セルで、最大11.5時間の連続駆動が可能だ。
タッチパッドは操作エリアを5mm拡大し、フラットポイントとクリックボタンを立体的にすることで、操作感を向上。そのほか、BOXスピーカー採用による音質向上や、Windows Hello対応カメラを内蔵し、顔認証でのサインインが可能になるなど、様々な箇所で使い勝手がアップしている。
主なスペックは、Core i7-8565U(1.8GHz)、8GBメモリー、約512GB SSDという構成だ。ディスプレーの解像度は1920×1080ドット。通信規格は有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0に対応する。OSはWindows 10 Pro(64bit)を採用している。カラーは11月15日販売開始予定で、実売価格は25万円強。
UHシリーズも新モデル2機種発表
LIFEBOOK UH90/C3は4セルバッテリーで最大20時間駆動
UHシリーズからも2018年冬モデルとして「LIFEBOOK UH90/C3」「LIFEBOOK UH75/C3」を発表した。
LIFEBOOK UH90/C3は、重さ約898gで、4セルバッテリーを内蔵。最大24時間の連続駆動が可能だ。主なスペックは、Core i7-8565U(1.8GHz)、8GBメモリー、約256GB SSDという構成だ。OSはWindows 10 Home(64bit)を採用している。11月15日に販売開始予定で、実売価格は21万円弱。
LIFEBOOK UH75/C3はカラバリを2色用意し、重さはガーネットレッドが約747g、アーバンホワイトが約758gとなる。主なスペックは、Core i5-8250U(1.6GHz)、4GBメモリー、約256GB SSDという構成だ。OSはWindows 10 Home(64bit)を採用している。11月15日に販売開始予定で、実売価格は19万円強。