大きく進化した「LIFEBOOK WU2/B3」のキーボード
富士通の最軽量モバイル「LIFEBOOK WU2/B3」は、キーボードが使いやすい点も大きな魅力だ。13.3型の軽量モバイルノートとしてはトップクラスの使い心地だと言っていい。
「LIFEBOOK WU2/B3」
LIFEBOOK WU2/B3のキーボード
キーピッチは19mmで、十分なサイズ。モバイルノートのなかには一部のキーが小さかったり配列が変則的なものもあるが、LIFEBOOK WU2/B3のキーボードはいい意味で標準的だ。普段はデスクトップを使っている人でも、違和感なく利用できるだろう。
なかでも注目したいのはタイプ感の良さだ。キーストロークは約1.5mmでノート全体としては標準的だが、軽量スリムなモバイルノートとしては深めに作られている。またキートップが0.2mm湾曲した球面シリンドリカルキートップを採用することで、タイピング時のキーと指のフィット感が増した。キーストロークが1.2mmでフラットなキートップの前モデルと比べると、キーの打ち心地は大きく向上している。
現行モデルのLIFEBOOK WU2/B3（左）と前モデルのLIFEBOOK WU2/B1（右、販売終了）
LIFEBOOK WU2/B3ではキートップが微妙に湾曲していることがわかる
前モデルのLIFEBOOK WU2/B1はキートップがフラットで、キー全体の高さも現行モデルより低い
LIFEBOOK WU2/B3は1.5mmのキーストロークが確保されているだけあって、タイピング時に確かな手応えを感じられる。軽量モバイルノートにありがちなペチペチとしたタイプ感はなく、標準的なカタカタとした打ち心地だ。静音性も高く、静かな場所でも気兼ねなく利用できるだろう。
