富士通クライアントコンピューティングのハイエンドモバイルノートパソコンであるUHシリーズ。ウェブオリジナルモデルの「LIFEBOOK WU2/C2」は、重さ約790~935gと軽量で、持ち運ぶ機会の多い仕事用ノートパソコン用としてオススメしたいモデルだ。今回は、LIFEBOOK WU2/C2をチェックしていく。
なお、11月6日に最新モデル「LIFEBOOK UH-X/C3」(関連記事)「LIFEBOOK WU2/C3」が登場した。フラッグシップモデルのLIFEBOOK UH-X/C3は、約698gと13.3型ワイドノートパソコンとしては世界最軽量となる。気になる人は、こちらもチェックしてみてほしい。
カスタムで好みのスペックに、最小構成で約790g、最大構成でも約935gと超軽量
LIFEBOOK WU2/C2は、13.3型のモバイルノートパソコン。構成次第で最軽量約790gなほか、マグネシウムリチウム合金素材を採用し、堅牢性と小型も実現している。サイズがおよそ幅309×奥行212.5×高さ15.5mmに収まっているのもポイントだ。カタログモデルをベースとしたカスタムメイドモデルで、試用機はCPUがCore i7-8550U、メモリーが20GB、ストレージが約512GB SSDといった構成になる。
カスタムメイドモデルでは、CPUはCore i3-7130U/Core i5-8250U/Core i7-8550Uから選べるほか、メモリは4GB~20GB、バッテリパックは2セル25Wh/4セル50Whが選択可能だ。Core i5-8250U、メモリー12GB、ストレージ約512GB SSDあたりから検討してみるといいだろう。なお、最大構成かつもっとも重量のあるパターンでは約935gになる。最軽量構成の約790は、もっともスペックを削った状態という認識でいいだろう。
薄型モデルだが、有線LAN端子搭載
インターフェースは、薄いながら充実している。左側面にHDMI出力、USB3.1 Gen1 Type-C、USB 3.0、ヘッドセット端子がある。このUSB3.1 Gen1 Type-Cは、USB Power Deliveryに対応し、最大5V/1.5A給電ができるほか、最大20V/3A出力の機器からの本体への充電にも対応する。
右側面はSDカードスロット、USB 3.0、有線LANがある。有線LANは引き出して変形させるタイプになっており、薄型のデザインを損なわずにすむ構造となっている。薄型ながら有線LANを搭載しているモデルは少ないので、会社や自宅など有線で使いたいときに便利だ。
キーボードは実用性重視で、これまでのLIFEBOOKの路線からさらにモバイルシーンで利便性を追求していると感じる。キーピッチ約19mm、キーストローク約1.5mmとスタンダードなものだが、本体の厚さおよそ15.5mmでもキーボード下の構造が確保されており、膝上で打鍵しているシーンでも本体がたわむフィーリングはほとんど感じない。またキーボード面下部には指紋認証センサーもある。
そのほか、少し特殊な仕様としてはメモリーがあげられる。オンボード4GBにメモリーを増設する形になっており、+4GB/+8GB/+16GBから選択可能だ。デュアルチャンネルには対応しているので、オフィスアプリケーション中心の運用であれば、+8GB、つまり12GBを選んでおくといい。
LIFEBOOK WU2/B3の主なスペック | ||
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標準構成 | 試用機 | |
CPU | Core i3-7130U(2.70GHz) | Core i7-8550U(1.80GHz) |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス 620 | インテル UHD グラフィックス 620 |
メモリー | 4GB | 20GB |
ストレージ | 128GB SSD | 512GB SSD |
ディスプレー | 13.3型(1920×1080ドット)、ノングレア | |
内蔵ドライブ | ー | |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.1 | |
インターフェース | USB 3.1(Type-C)端子、USB 3.0端子×2、HDMI出力端子、マイク・ラインイン・ヘッドフォン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子、有線LAN端子、SDカードスロット | |
サイズ | およそ幅309×奥行212.5×高さ15.5mm | |
重量 | 約790g | 約916g |
OS | Widnows 10 Home(64bit) | |
価格(クーポン利用時、11月14日現在) | 11万4261円 | 19万6405円 |