11月1日、グレープシティはkintone向けのプラグイン「krew(クルー)」の新ラインナップ「krewData」と「krewDashboard」を追加した。Excelライクな入力や編集が可能なkrewSheetとあわせ 入力/編集、集計/加工、可視化までをトータルソリューションとして提案する。
krewDataは顧客マスタや製品マスタ、予算管理、実績管理、生産管理など複数のアプリから、業務に必要な集計を行なったりレポートを作成できる。kintoneで作成したアプリから任意の項目を抽出して結合したり、差分の計算が行なえる。実行前に処理結果をプレビューする機能も充実。ETLツールにより、視覚的な操作で複数アプリの自動集計が可能となり、毎日・毎週・月末といったようなジョブ登録もカスタマイズなしで実現する。データ編集フローはスケジュールされたタイミングで自動実行する。
krewDashboardは複数のkintoneアプリのデータをグラフ化しダッシュボードを作成する。棒グラフ、円グラフ、複合グラフ、じょうご(ファンネル)など多彩なグラフが利用できる。さらに強力なピボットテーブルにより、階層ごとの小計行や列集計、総計の表示が可能。ソート、フィルタ機能、条件付き書式も備える。ピボットテーブルはグラフとともにダッシュボード上に配置できる。単体での利用はもちろん、krewDataと併用することで、複数のアプリを集計したデータをさまざまな視点でグラフ化し、ダッシュボードとして表示できる。
ライセンスはドメイン単位で、krewDataの料金が月額1万2000円、年額12万円(スケジュール3個まで)、krewDashboardの料金も同じく月額1万2000円、年額12万円。両者とも無料お試し版が用意されている。