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大幅強化でスキルの追加やClova Friends Dockでの家電コントロールが可能に!

可愛いだけじゃなく、使える相棒に進化したClova Friendsシリーズ

2018年10月29日 11時00分更新

文● 村野晃一

提供: LINE

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スマート家電でなくてもコントロールが可能

 次に、Clova Friends Dockの本命機能、家電コントロールの仕様を見てみよう。実はこれがすごい。

 とりあえず、コントロールする家電の登録だ。Clova Friends DockとClova Friends miniを連携したあとLINE Clovaアプリの設定メニューから「ホームIoT設定」を選択し、続けて「Clova Friends Dock」を選択すると、Clova Friends Dockからコントロールできるテレビ、エアコン、照明の3つのカテゴリーが表示されるようになっている。ここで自宅にある機器を登録していく。

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 まずはテレビを登録してみよう。メニューの「テレビ」の横にある「登録する」を選択すると、登録方法を聞いてくる。ここでは、「型番から登録」を選択しよう。

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 次に、国内メーカー産か海外輸入メーカー産かを選択。我が家のテレビは東芝製なので、「国内メーカー」を選択。

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 続いてメーカーを選択。主要メーカー名が一覧で表示されるので、自宅にあるテレビのメーカー名を選択しよう。ここでは「東芝(Toshiba)」を選択。

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 すると、東芝製テレビの型番がずらっと表示される……のだが、残念ながら我が家のテレビは少し古く、このリストの中に型番がなかった。そしてここからがClova Friends Dockのすごいところなのだが、実はあらかじめ登録された型番がなくても、あの手この手でコントロールを可能にしてしまうのだ。

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 家電製品の型番が表示された画面の一番上には、「家電製品」「リモコン」「対応率順」という3つの選択肢が用意されている。たとえテレビそのものの型番が新しくなっていても、リモコンだけは前機種のものを流用しているというケースもある。その場合、リモコンの型番を指定すれば、コントロールが可能になるのだ。

 我が家の場合には、リモコンの型番もリストになかったので、本体の型番と似たもの(下4桁が違っていた)を登録することでコントロールが可能になった。テレビの場合は、後継機を指定することで利用できる場合が多い。

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 続いて照明を登録。我が家の照明で赤外線コントロールが付いているのはリビングのみでNEC製なのだが、こちらの型番もリストにはなかった。ここでは似た型番ではなく、「対応率順」を選択して、プリセットから登録。

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 メーカー名さえ分かっていれば、このプリセットを利用することが可能だ。プリセットは、対応する機器の多い順に上から順位付けされて並んでいるので、1位から順に試してみる。まず1位を選択するとClova Friends Dockが赤外線信号を発信。電器に変化がなければ2位を選択……と順に追っていけば、どこかで電器が点く、あるいは消灯するというプリセットがある。それを登録すればOKだ。我が家の照明の対応プリセットは、第6位の「プリセット 801」だった。

 このほかにも、「家電登録方法を選択してください」と表示されたポップアップに「型番から登録」と一緒に表示されたもうひとつの選択肢「テストから登録」を選択することで、動作確認をテストしながらプリセットを選択することもできるようになっている。

 最後にエアコンの登録。エアコンを登録する際も、同様に本体かリモコンの型番かプリセットから登録すればいいのだが、エアコンの場合、起動時のモードごとに設定温度を指定する必要がある。「冷房を点けて」と指示したときの設定温度、同じく「暖房」、「除湿」、「自動」、それぞれのモードで起動した際の設定温度を登録しておくことができる。また、ただ「エアコンを点けて」と話しかけた場合に起動するモードを選択することも可能だ。

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 このように、Clova Friends Dockでは、赤外線リモコン付きのテレビ、照明、エアコンであれば事前に登録されている以外の製品もコントロールでき、Clova Friendsシリーズでコントロールするためにわざわざ買い替えたりする必要はない。スマート家電などを導入せずとも、ちょっとしたスマートホームのような操作が可能になるのだ。

 また、導入のくだりでも触れたように、Clova FriendsシリーズとClova Friends Dockは、実際にはWi-Fiで無線接続されており、本体とClova Friends Dockが離れていても操作が可能になっている。たとえば、寒い冬の朝に、寝室で目覚まし代わりに利用していたClova Friends miniから、1階にある「リビングのエアコンの暖房を点けて」とお願いすることもできてしまうのだ。

 そのため、コントロールする家電の場所を指定するオプションも用意されている。ロケーション設定すれば、同じエアコンでも、リビングのエアコン、寝室のエアコンといったように、起動する部屋を指定して利用できるのだ。もちろん、その場合にはそれぞれの部屋にClova Friends Dockが必要になる。

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 我が家の場合、夜仕事から帰ってきて暗いリビングに入る際に、「ねぇクローバ、電気を点けて」と話せばパッと明かりが点き、夕飯を食べながらのテレビ視聴でも、箸を置くことなく「チャンネルを変えて」とお願いすれば別のチャンネルに切り替わるようになった。確かに劇的に生活が変化したわけではないのだが、このちょっとした未来感が、たった1台の可愛らしいClova Friends miniで実現できていると考えると、すごいことだなと素直に感動してしまう。

 さらに、今後の対応として、現時点で型番リストにない家電もコントロールできるようになる予定だという。実はClova Friends Dockにはレシーバーが内蔵されており、自宅のリモコン信号をLINE Clovaアプリ経由で学習(レコーディング)することで、赤外線タイプのリモコンであれば、学習リモコンのようにカスタムして使えるようになるというのだ。

 そうなればテレビ、照明、エアコンの中でClovaがプリセットを提供してないモデルにも対応可能になる。さらに今後DVDレコーダーやオーディオセットなど様々な機器もClova Friendsシリーズを通して音声コントロールする機器拡張や機器名のカスタマイズも予定しているようだ。もう、あれこれとリモコンを持ち替える必要もない。というより、リモコンそのものが必要なくなる。これまでリモコンのボタンを押して操作していた機器は、すべてClova Friendsシリーズに一声かければコントロールできてしまうようになるのだ!

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