15日に配信が開始された「Photoshop CC」の最新バージョン(バージョン20)での小さな、それでいて大きな変化が話題になっている。
それが「Ctrl+Z」(Macでは「command+Z」)での動作。このショートカットでの「取り消し」が、従来バージョンでの「1段階戻る」相当に切り替えられたのだ。
たとえば、「A」→(操作1)→「B」→(操作2)→「C」→(操作3)→「D」と操作したケースで説明すると、従来バージョンでは「D」の状態で「Ctrl+Z」を押すと(操作4)、操作3の取り消しで「C」になるが、再度「Ctrl+Z」を押すと、直前の操作4の取り消しなので、再度「D」に戻る。
そして、もし「D」→「C」→「B」→「A」と戻りたければ、「Alt+Ctrl+Z」(Macでは「option+command+Z」)を押す必要があった。
これに対して、新バージョンでは「Ctrl+Z」で「D」→「C」→「B」→「A」と戻れるようになったのである。
Creative Cloudでは、従来バージョンのPhotoshop CCの共存も可能なので、徐々に慣れていけばいいわけだが、戸惑いよりも歓迎の声がネット上では多いようだ(そもそもショートカットをカスタマイズしていた人も?)。