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想定外の通信量になってもコストの大幅な重複を避けられる

さくらのセキュアモバイルコネクトで「トラフィックコントロール機能」提供

2018年10月04日 15時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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 2018年10月4日、さくらインターネットはIoT/M2M向けのSIMサービス「さくらのセキュアモバイルコネクト」において、「トラフィックコントロール機能」の提供を開始する。

 さくらのセキュアモバイルコネクトは、デバイスにSIMを搭載することで、同社のデータセンター間をLTE閉域網で通信できるようにするサービス。高いセキュリティに加えて、ネットワーク通信速度制限を設けず、月額基本料金12円(税込)で通信を提供する。デバイスからデータセンターへ送信したデータは、「さくらのクラウド」をはじめとする同社のサービスに加え、ユーザーの利用しているクラウド環境やデータセンターと連携できる。

コントロールパネルのイメージ

 今回提供される「トラフィックコントロール機能」は、設定した通信量の上限を超えた場合に通信速度を制限できる。たとえば通信量の上限を1GB、超えたら通信速度を1Mbpsとするなど、任意の値で設定が可能になる。通信量の上限を超えた場合、メールやSlackへ通知するとともに、コントロールパネル上でお知らせを表示する。想定外の通信量になってもコストの大幅な超過を避けることができる。機能の利用は無料。

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