モバイルながらインターフェース充実、タイピングへのこだわりもグッド
帰省時に使い勝手のよさに驚いた約790gの超軽量13.3型モバイルノートPC
2018年09月24日 10時00分更新
富士通の直販サイト「富士通WEB MART」で販売している「LIFEBOOK WU2/C2」は、最軽量時約790gという軽さがウリだ。さらに、カスタマイズできるので、CPUにCore i7-8550Uを搭載するといったハイスペックな構成も可能である。加えて、バッテリー駆動時間が約8.3~13.0時間あり、外出先で時間を気にせず使用し続けられるのもうれしい。
価格は14万8392円からだが、富士通WEB MARTでクーポンを利用すれば、11万4261円から購入できる(9月24日現在)。今回は、LIFEBOOK WU2/C2のキーボードやインターフェース周りについて紹介する。
旅行にも苦も無く連れて行ける軽さ
8月初旬のある日、「帰省するのでこの時期はいません」と編集部に連絡したところ、「じゃあこれを持って帰って」とLIFEBOOK WU2/C2を渡されたわけだが、実際に使ってみるとその軽さに驚く。マグネシウムリチウム合金素材を採用し、部品のひとつひとつまで0.01g単位で調整することから生み出された軽量さは、13.3型ノートパソコンとして世界最軽量(2018年5月1日調べ)を誇るのである。
加えて、天板は当然として底面もほぼフラットなデザインなので、カバンにすっきりと収まってくれ、取り出しもしやすい。軽量さと相まって、持ち歩きがまったく苦にならないのはうれしい。また、約200kgfの天板全面加圧試験や、約76cmの落下試験をクリアしているので、堅牢性も高い。
モバイルマシンとは思えないほどのタイピングへのこだわり
LIFEBOOK WU2/C2は、ほぼA4サイズのコンパクト筐体に、キーピッチ約19mm、ストローク約1.5mmを確保したフルサイズのキーボードを搭載している。さらに、キーの重さを2段階に調整しているほか、指にフィットする「球面シリンドリカルキートップ」を採用しているので、長時間でも自然でストレスのない快適なタイピングが可能だ。
充実のインターフェースでどんなシーンでも不安なし
モバイルマシンはインターフェース面で不満を持つ場合が多いが、LIFEBOOK WU2/C2においてはそうした不安はない。HDMI出力端子、SDメモリーカード対応のダイレクト・メモリースロットを備えるほか、USB 3.1(Type-C)を1基と、USB 3.0(Type-A)を2基搭載している。さらにUSB 3.1端子はUSB Power Deliveryに対応しており、最大5V/1.5Aの給電が可能なうえ、最大20V/3A給電可能な機器からならば本体の充電が可能となっている。左側面のUSB 3.0端子の方は、電源オフUSB充電機能を搭載する。
15.5mmという薄さの本体ながら、有線LAN端子を備えているのも安心感が高い。引き出したあとに上部を持ち上げる構造により、端子を受け入れる幅を生み出している。
試用機の主なスペック | |
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機種名 | LIFEBOOK WU2/C2 |
CPU | Core i7-8550U(1.80GHz) |
グラフィックス | インテル UHD Graphics 620 |
メモリー | 8GB(4GB×2) |
ディスプレー | 13.3型ワイドノングレア(1920×1080ドット) |
ストレージ | 約128GB SSD |
バッテリー | 2セル 25Wh |
カラー | サテンレッド |
サイズ | およそ幅309×奥行212.5×高さ15.5mm |
重量 | 約790g |
OS | Windows 10 Home(64bit) |