バーチャルキャラクターとなって動画配信する「VTuber」が人気を集めていますが、オリジナルキャラクターを作るには3Dモデリングの知識が必要となり敷居がかなり高め。そこでいま注目されているのがVTuber支援サービス「Vカツ」です。
Vカツは3Dモデリングなどの専門知識なしに3Dアニメーションキャラクターを作成できるサービス。8月1日にSteamでリリースされてから、記事執筆時点ですでに4万ダウンロードを達成しており、Steamのレビューでも高評価を得ています。
Vカツは、8月30日にVR生放送アプリ&サービス「Virtual Cast(バーチャルキャスト)」へのキャラクター書き出しに対応。オリジナルキャラクターでのVR生放送配信のハードルを一気に下げました。と言うわけで今回はVカツの基本的な使い方と、バーチャルキャストへのキャラクター書き出し方法をまとめてご紹介しちゃいます。
Vカツを利用するためにはVRデバイスが動作するPCが必要
Vカツ自体は現在Steamにて無料で配信されており、特に利用料金などは発生しません。ただしバーチャルキャスト、「ニコニ立体」などのプラットフォームにVRM出力するためには、「キャラクターチケット」(税込み5000円)が別途必要となります。
Vカツを利用するためには下記のスペックのマシンが必要です。
プロセッサー:Core i5-4590以上
メモリー:4GB以上
ストレージ:1GB以上利用可能
グラフィックス:NVIDIA GeForce GTX 970、GTX 1060、AMD Radeon R9 290以上
DirecxX:バージョン11
また、Vカツで作成したバーチャルキャラクターで動画配信するためには、HTCの「VIVE」または「VIVE Pro」、「Oculus Rift」、「Windows Mixed Reality」などのVRデバイスが必要となります。