「春夏秋冬 四季めぐり」
購入場所:鹿児島中央駅改札前 駅弁売店
値段:1080円
内容:鹿児島の食材をふんだんに使った駅弁
大学時代の友人とともに、鹿児島県の種子島に旅行してきました。駅弁を食べたのは帰りの九州新幹線。旅の疲れを感じながらも、旅行の思い出を少しずつ感じさせてくれる多彩な味覚が魅力の駅弁です。
駅弁を購入したのは、鹿児島中央駅の新幹線改札口の前にある駅弁の売店です。なにしろ改札の目の前にあるので、駅弁を購入してからすぐに新幹線に乗りこめます。鹿児島県の駅弁といえば、「豚」のイメージがありますが、今回は旅の帰りで疲れていたのもあり、胃にやさしそうなバランスの取れた「春夏秋冬 四季めぐり」を購入。
お盆シーズンの旅行だったので、新幹線はかなり混雑するかと思いましたが、午後8時発の最終電車ということもあり、かなり空いていました。指定席を予約していたのですが、トラブルもなくスムーズに乗車することができました。
今回購入した「春夏秋冬四季めぐり」は、鹿児島の多彩な食材が使われている駅弁で、季節ごとに中身が変わるそうです。今回は夏に購入しましたが、他の季節ではどんなものが食べられるのか気になるところ。
駅弁のふたを開けてみると、おどろくほど種類の多い鹿児島県の食材たち。炊き込みご飯の横には、名物のさつまあげや、安納芋、さつま芋の天ぷら、れんこんチップスなどなど、1080円という値段以上にバラエティに富んだ食材たちが並んでいます。栄養のバランスもよく、鹿児島なら豚だろう……とイメージしていた私の予想をいい意味で裏切ってくれました。
旅の疲れもあり、重たい物が受け付けない中で、この食材たちの味はやさしく私を包み込んでくれました。安納芋は甘く、さつまあげもご飯にぴったり。その他の食材も濃すぎない味付けで、旅の疲れを癒してくれながら、食べる者を楽しませてくれます。
最初は、鹿児島といえば「豚」でしょ!と思っていた私ですが、この駅弁を食べながら心の中のゴローちゃんが「こういうのでいいんだよ」と囁いてきます。旅の思い出を一つ一つ思いだしながら、おかずを噛みしめていくのは、旅情あふれる体験でした。
書いた人:たっちゃん
広島在住の20代男性。趣味でサイクリングをしており、時に自転車で、時に新幹線で国内旅行を楽しんでいます。国内旅行をするときには、その土地土地のグルメを堪能するのが大好きです。特に、サイクリング後に飲むビールは最高です。
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