デルは7月18日、女性起業家の育成能力が高い世界都市ランキングを発表した。
これは米DellとIHS Markitが実施した調査で、今年で9回目となる女性起業家の年次イベント「Dell Women's Entrepreneur Network (DWEN) Summit」に向けて発表されたもの。DWEN Summitは7月15~17日にカナダ・トロントで開催され、150名以上の女性創業者、CEO、要人、またデルのリーダーなどが一堂に会して基調講演やパネルディスカッション、ワークショップなどが行なわれた。
調査結果「WE Cities」は、過去6年間にわたりデルが行なっている高いポテンシャルを有する女性起業家に関する調査を踏まえ、対象の各都市を重要な5つの特性(資本、テクノロジー、人材、文化、市場)に基づいてランキング。1位はニューヨーク、2位はベイエリア、3位はロンドンとなり、東京は39位(北京は38位)という結果となった。調査結果を踏まえ、女性起業家の成功を支援する地方自治体や政策立案者向けの新しい診断ツール(東京を含む10都市の詳細な個別分析)も公開している。