COMPUTEX TAIPEI 2018の取材で台湾・台北へ行ってきました。もちろん「Xperia XZ Premium(SO-04J)」も一緒です。最近は海外取材での通信手段としてローミングSIMを使うことが多いですが、台湾だけは現地のプリペイドSIMがオススメです。
というのも、台湾の空港では旅行者用にプリペイドSIMが売られており、手軽に購入できるのがひとつ目の理由。SIMを販売しているカウンターの店員も、日本からの旅行客と日本のスマートフォンになれているので、サッと手続きをしてくれます。
そしてもうひとつの理由はデータ通信量が無制限なことで、実はこれがかなり大きい。日本もそうですが、無制限でデータ通信ができるプランというのは世界各国でも最近ではそうそうありません。
データ通信が無制限だと、ホテルなどのWi-Fiが遅くてもテザリングでしのげます。特にCOMPUTEXのようなイベント取材だと、発表会と発表会の移動のあいだに記事を書くことも多く、テザリングが気軽に使えるのは助かります。
今回Xperia XZ Premium用に購入したのはTaiwan Mobile(台湾大哥大)のSIM。台湾には5つのキャリアがあり、空港によっては取り扱っているカウンターがないキャリアもありますが、どのキャリアも価格やデータ通信量などの条件はほぼ同じ。通信エリアも台北などの大きな街であれば大差はありませんので、どのキャリアを契約しても問題ありません。
Taiwan MobileのプリペイドSIMをXperia XZ Premiumで使うには、まず本体にSIMをセットします。次に設定の「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」へとアクセスし、APNなど必要な項目を入力します。ちなみに空港で購入できるプリペイドSIMの場合、5つのキャリアすべて同じ「internet」というAPNで統一されています。この辺りも台湾はプリペイドSIMがオススメな理由のひとつ。
APNを設定した準備完了です。ちなみにここまでの作業を店員がしてくれるケースもあるので、めんどうな人はおまかせしちゃってもいいでしょう。
セットアップ完了後、通信速度を計測してみると、下り70.1Mbpsと快適。このスピードだと、今回借りた宿やCOMPUTEX会場のWi-Fiよりも速いです。下りも34.7Mbpsと高速なので、編集部に原稿と写真を送るときは宿や会場のWi-Fiではなく、テザリングで送っていました。
これだけ快適なプリペイドSIM使える旅行先はなかなかありません。Xperiaユーザーは是非SIMロックを解除して、台湾に行ってみましょう!!
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