今から2年前の7月22日に日本でサービスがスタートし、昨年7月末にはレイドバトルや新ジム機能の実装と、着実にユーザーを増やしてきた「Pokémon GO」。この夏に、さらなる大幅アップデートが実装されます!
今回のアップデートは大きく分けて2つ。トレーナー同士の「フレンド機能」と、「ポケモン交換」の追加です。
現実世界でポケモンを捕まえるために歩き回り、さまざまな発見もできるという「ポケモンGO」ですが、ポケモン交換のみでポケモンが収集できてしまうと本末転倒。なので、そうはならないよう十分注意を払い、かつトレーナー同士がよりコミュニケーションを深められるようなアップデートになります。
2つの新機能機能について、開発に携わったナイアンテックのシニアUXデザイナーである石塚直之氏は「昨年夏のレイドバトル以来、人と人の絆に可能性を感じました。その上で、絆を深めるのに大切なことは? を考えたとき、会話をつくること、トレーナー同士が話をすることではないか? との思いに至りました。そこで、今回は今まで以上に他のトレーナーと協力して遊ぶためにこれらの機能を開発しました」とコメント。
他のトレーナーと協力して遊ぶためのフレンド機能
トレーナー同士の親交を深め、ともに冒険を楽しむための「フレンド機能」は、相手に12桁のトレーナーコードを伝え、相手がコードを認証することで登録が完了します。これでフレンド1年生の「知り合い」になることができます。
フレンド機能には3つのメリットがあり、ひとつは冒険の共有。これは、フレンド同士で歩いた総距離、捕まえたポケモンの総数などを共有できる機能です。
2つ目のメリットは「ギフティング」という機能。これはフレンドに「ギフト」を送れることができる機能で、ギフトはポケストップを回すことで、手に入れることができる新アイテムとなります。ただし、ギフトは入手した本人が開けることはできません。
ギフトの中にはギフトでしか入手できないアイテムもあり、その最たるモノが7kmタマゴ。この中からはアローラの姿をしたポケモンが入っている可能性が!
また、相手に送ったギフトには、そのギフトを取得したポケストップの情報が絵はがき的に添付され、フレンド同士の会話を盛り上げるのにひと役かってくれます。
最後のメリットは、いっしょにジムで戦うときの各種ボーナス付与です。これまでも友人といっしょにジムでの協力プレイはありましたが、フレンドがいっしょにジムバトルやレイドバトルを行うと、アタックボーナスがついて攻撃力が上がるとのこと。さらに、レイドバトルの場合は、捕獲に使うプレミアボール(白いボール)が多くもらえるというボーナスもあります。
ついに実装される「ポケモン交換」とは
近々「ポケモンGO」に実装される「ポケモン交換」機能は、「幻のポケモン」以外のほぼすべてのポケモン交換が可能になります。ただし、交換には3つのルールがあります。さらに、規約により13歳未満のユーザーはポケモン交換を行うことができません。
【ポケモン交換機能】
1:近くにいるフレンド同士
2:トレーナーレベル10以上の者同士
3:交換時には「ほしのすな」を使用
つまり、ポケモンを交換できるのは「近くにいる」「フレンド(お互いにレベル10以上)」、かつ交換時に「ほしのすな」がコストとして必要ということになります。
そして、みんなが欲しがるような「特別なポケモン」(伝説のポケモン、色違いのポケモン、入手していないポケモン)の交換は「知り合い」以上のフレンド間で1日1回のみ可能。さらに通常の交換よりも多くのほしのすなが必要とのこと。なお「通常のポケモン」交換は1日に何回でも交換可能で、ほしのすなの消費も少なめとのことです。
ポケモン交換時には「飴」が入手でき、交換したポケモンをゲットした場所が離れていればいるほど、多くの飴をもらえるとのこと。交換したポケモンは交換後のトレーナーレベルに準拠したCPに調整されます。
6月30日・7月1日に、ドイツ・ドルムントのヴェレストファーレンパークで開催される「Pokémon GO Safari Zone Dortmund」を皮切りに、今年の夏も「Pokémon GO サマーツアー」が世界各地で始まります。
まだ詳細は発表されてはいませんが、日本では横須賀で「Pokémon GO Safari Zone」の開催を予定。さらに8月10日~16日には横浜で恒例の「ピカチュウ大量発生チュウ!」も開催される予定で、夏は「ポケモンGO」が熱く盛り上がりそうです。
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※画面は開発中のものです。